結論から言うと、2026年5月に日本で発売された「Redmi Pad 2 9.7 4G」は、従来のRedmi Pad 2(10.6インチモデル)とは別物と考えたほうがいいです。画面サイズもチップもリフレッシュレートも変わっていて、実は結構なアップデートが入っている。でも「Redmi Pad 2」で検索すると、初期モデルのレビューばかりヒットして混乱しやすい。この記事では、その「2種類ある問題」をスッキリ整理しながら、どっちを選ぶべきか、何ができて何ができないのかを実際の仕様ベースで解説していきます。
Redmi Pad 2には「2種類」あるって本当?
本当です。これが一番の混乱ポイントなので、最初にハッキリさせておきます。
Redmi Pad 2(初期モデル) は2025年8月に発売されました。10.6インチのディスプレイにSnapdragon 680、90Hzのリフレッシュレート、8000mAhのバッテリーを搭載。いわゆる「エントリータブレット」の定番スペックでした。
そして2026年5月28日、Xiaomi Japanが発表・即日販売開始したのが 「Redmi Pad 2 9.7 4G」 です(小米技術日本株式会社の公式発表より)。9.7インチの2Kディスプレイに120Hzのアダプティブリフレッシュレート、Snapdragon 6s 4G Gen 2、7600mAhバッテリー。4G通信にも対応しています。
つまり、名前は似ているけれど中身は結構違う。検索するときは「どちらのRedmi Pad 2の情報なのか」をまず確認しないと、思っていたのと違う製品を買ってしまう可能性があります。この記事では主に新モデル(9.7 4G) を中心に話を進めつつ、初期モデルとどう違うのかを整理していきます。
新モデル「Redmi Pad 2 9.7 4G」のスペックをおさらい
まずは新モデルの公式スペックを確認しておきましょう。数値はXiaomi Japanの公式サイト(2026年5月28日公開)に基づいています。
- ディスプレイ: 9.7インチ IPS LCD、2048×1280(2K)、120Hzアダプティブリフレッシュレート、ピーク輝度600nit
- チップセット: Snapdragon 6s 4G Gen 2(6nm、オクタコア、最大2.9GHz)
- メモリ/ストレージ: RAM 4GB、ストレージ 64GB/128GB(UFS 2.2)、microSD最大2TB対応
- バッテリー: 7600mAh、18W充電
- 通信: デュアルnanoSIM(4G対応)、Wi-Fi 2.4/5GHz、Bluetooth 5.0
- ポート: USB Type-C、3.5mmイヤホンジャック
- OS: HyperOS 3(Android 16ベース)
- サイズ/重量: 226.5×148×7.4mm、401g
- カラー: Graphite Gray、Silver
価格は市場想定売価として、4GB/64GBモデルが税込27,980円、4GB/128GBモデルが税込35,980円。発売直後の2026年6月11日までは2,000円引きの早割価格が設定されていました。
初期モデルと何が違うの?比較表で一発チェック
ここが一番知りたいところだと思うので、表にまとめました。
| 比較項目 | Redmi Pad 2(初期モデル) | Redmi Pad 2 9.7 4G(新モデル) |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2025年8月 | 2026年5月(日本) |
| 画面サイズ | 10.6インチ | 9.7インチ |
| 解像度 | 2000×1200 | 2048×1280(2K) |
| リフレッシュレート | 90Hz | 120Hz(アダプティブ) |
| チップセット | Snapdragon 680 | Snapdragon 6s 4G Gen 2 |
| CPU最大周波数 | 2.4GHz | 2.9GHz |
| RAM | 6GB/8GB | 4GB |
| ストレージ | 128GB/256GB | 64GB/128GB |
| バッテリー | 8000mAh | 7600mAh |
| 4G対応 | モデルにより異なる | 標準(デュアルSIM) |
| 重量 | 510g | 401g |
| OS | HyperOS 2 | HyperOS 3(Android 16ベース) |
(出典:Xiaomi Japan公式サイトおよび百度百科 2026年6月更新の情報を基に作成)
これを見てまず気づくのは、「画面はちょっと小さくなったけど、その分きれいで滑らかになった」ということ。解像度が上がって2Kになり、リフレッシュレートも120Hzにアップ。ピーク輝度も600nitと、屋外でも見やすくなっています。
チップセットはSnapdragon 680からSnapdragon 6s 4G Gen 2へ。CPUの最大周波数が2.4GHzから2.9GHzに上がっているので、処理性能は向上していると見られます。ただRAMが4GBに減っているので、複数のアプリを同時に動かすときの挙動は要チェックポイントです。
あとは重さが510gから401gに軽くなったのが地味に大きい。片手で持って読書したり、バッグに入れて持ち歩くにはかなり使いやすくなりました。
実際のところ、何に使えるタブレットなのか
スペックだけ見てもピンとこないと思うので、具体的な利用シーンを想定して考えてみます。
動画視聴や読書は快適にこなせるでしょう。2K解像度に120Hzのディスプレイは、この価格帯としては明らかに強みです。NetflixやYouTubeを観るのがメインなら、値段以上の体験が得られるはず。TÜV Rheinlandの低ブルーライト認証やフリッカーフリー認証も取得しているので、長時間見ていても目が疲れにくい設計です(IXBT.comの2026年6月の報道より)。
ゲームはほどほどに。Snapdragon 6s 4G Gen 2はミドルレンジ向けのチップなので、軽いパズルゲームやカジュアルゲームならサクサク動きます。ただ『原神』のような重い3Dゲームを最高設定でやりたい、という人には向いていません。あくまで「ほどほどのゲーム性能」と考えておいたほうが無難です。
仕事や勉強のサブ機としてはアリ。HyperOS 3にはクリップボード共有やワイヤレスディスプレイ拡張機能が備わっていて、PCのセカンドディスプレイとしても使えます(ANTARA Newsの2026年7月の報道より)。ちょっとした資料閲覧やメモ取り、リモート会議のサブ画面として活用する分には十分です。
4G通信が標準で使えるのは、このクラスのタブレットでは結構なアドバンテージ。外で使うことが多い人や、自宅のWi-Fiが不安定な環境の人には、テザリング不要で使えるのが便利です。
気になる「バッテリー持ち」と「充電速度」
バッテリー容量は7600mAhで、メーカー公称値では最大18時間の動画再生が可能とされています(Xiaomi Japan公式サイトより)。ただ実際の使用時間は設定や使い方で変わるので、あくまで目安として。
充電は18W対応で、同梱のアダプターも18W。公称値では約2時間でフル充電とのこと。最近のスマホのように「ガンガン急速充電!」という感じではないので、夜寝る前に充電しておくのが現実的な使い方になりそうです。
ユーザーの反応はどうなの?発売直後の声をチェック
2026年7月時点では、まだユーザーレビューが多く蓄積されているとは言えません。X(旧Twitter)や価格.comのレビューを確認した範囲では、以下のような意見が見られました。
ポジティブな声としては、「9.7インチというサイズ感が持ち運びにちょうどいい」「120Hzディスプレイがこの価格で見られるのは驚き」「4G対応で外でも使えるのが便利」といったものがあります。
一方で気になる声としては、「UFS 2.2のストレージはやや遅くないか」「18W充電は遅い」という懸念もチラホラ。まだ少数ではありますが、実際に使ってみた人の声がこれから増えていくでしょう。
競合と比べてどうなの?3万円台タブレット戦線
3万円前後のタブレットには、Lenovo Tab MシリーズやAmazon Fire HDシリーズ、NECのLAVIE Tabなど、いくつかの選択肢があります。
その中でRedmi Pad 2 9.7 4Gの最大の強みは120Hzの2Kディスプレイと4G通信の標準搭載です。この価格帯で120Hzディスプレイを搭載している製品は多くありませんし、4Gが標準で使えるのも地味に大きい。
逆に弱みはRAMが4GBでストレージがUFS 2.2という点。競合によっては6GB RAMを積んでいたり、より高速なストレージを採用しているものもあるので、アプリの起動速度やマルチタスク性能を重視する人は注意が必要です。
どっちを選ぶべき?あなたに合ったRedmi Pad 2の選び方
ここまでの話を踏まえて、誰にどのモデルが向いているのかを整理します。
新モデル「Redmi Pad 2 9.7 4G」が向いている人
- 動画視聴や電子書籍がメインで使う人
- 持ち運びやすさを重視する人(401gの軽さは魅力)
- 外でも使いたい人(4G通信が便利)
- ディスプレイのきれいさを優先したい人
初期モデル「Redmi Pad 2(10.6インチ)」が向いている人
- 画面の大きさを最優先する人
- 複数のアプリを同時に動かすことが多い人(RAMが多い)
- ストレージ容量を多く確保したい人
- 価格重視でとにかく安く手に入れたい人
新モデルは「画面のクオリティ」と「携帯性」を重視したアップデート。初期モデルは「画面の大きさ」と「マルチタスク性能」に強みがあります。
まとめ:Redmi Pad 2を買うなら「どちらか」を明確にしてから
「Redmi Pad 2」という名前で検索すると、初期モデルの情報と新モデルの情報が混在していて混乱しやすいです。ですが、両者はっきりと違う製品だと理解していれば、後悔する買い物にはなりません。
動画視聴や外での使用をメインに考えるなら、新モデルのRedmi Pad 2 9.7 4Gがおすすめです。軽くて画面がきれいで、4Gも使える。3万円台でこのディスプレイ品質はなかなか他にありません。
逆に「とにかく大きな画面でいろんなことをやりたい」という人は、あえて初期モデルの中古や在庫を探すのも選択肢のひとつです。RAMやストレージの違いも考慮すると、一概に新モデルが勝っているとは言い切れないのがこの製品の面白いところです。
自分が何を重視するのかをハッキリさせてから、Redmi Pad 2の購入を検討してみてください。
おすすめのタブレット
動画視聴メインで4Gも使いたい人向け
Redmi Pad 2 9.7 4G
120Hzの2Kディスプレイがこの価格で見られるのは大きな魅力です。軽量ボディと4G通信対応で、外での使用にもぴったりです。
とにかくコスパ重視・Wi-Fiのみで使う人向け
Redmi Pad 2(10.6インチ)
発売から1年ほど経過しているので価格がこなれてきています。大きな画面で動画を観るのがメインなら、今でも十分な選択肢です。
より広い画面で作業したい人向け
Lenovo Tab M11
10インチ台の大きな画面と、ペン対応モデルも選べるのでメモ取りやお絵かきにも対応したい人に向いています。
純粋なエンタメ特化なら
Amazon Fire HD 10
Amazonコンテンツとの親和性が高く、コスパも優秀。ただしGoogle Playストアのアプリ制限があるので、そこは把握しておきましょう。

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