毎日つけるスマートウォッチって、結局何が正解なんだろう。そう思ってる人、結構多いんじゃないかな。通知が見られて、運動も記録できて、できれば睡眠もちゃんと見てくれて、しかも頻繁に充電しなくていいやつ。わがままかもしれないけど、全部叶えてくれるなら最高だよね。
今回じっくり使ってみたのが、ガーミンのGarmin Venu 3。発売からしばらく経って価格もこなれてきた今、買うべき一台なのかどうか、正直ベースで話していこうと思う。睡眠コーチに車いすモード、そしてガーミン史上最強クラスの日常使い性能。結論から言うと、悩んでるならこれ、かなりアリ。
まず結論。Venu 3はこんな人にドンピシャだ
Venu 3がフィットするのは、こんな人。
- 毎日充電するのが本当に嫌で、できれば1週間以上持ってほしい
- ランニングやジムもやるけど、普段の健康管理のほうが大事
- 睡眠の質をもっと深く知りたいし、改善アドバイスもほしい
- Suicaでさっと改札通って、スマホなしで音楽も聴きたい
- ちょっと大きめの画面が見やすい、もしくは小ぶりでおしゃれにつけたい
逆に、Apple Watchのアプリ豊富なエコシステムが絶対に外せない人や、LTEで単体通話したい人には向かない。そこは正直に言っておく。
開封して腕につけた瞬間、軽さにちょっと驚く
箱から出してまず感じたのは「思ってたよりずっと軽い」だった。45mmモデルでケースのみ約30g。バンドつけても50gちょっと。これで1.4インチの有機ELディスプレイが載ってるんだから、なかなかすごい。
画面の発色はさすがAMOLED。黒がちゃんと黒くて、文字がくっきり浮かぶ。常時表示をオンにしてもバッテリーが持つ設計で、ここが地味に大事。ちらっと時計を見るたびに腕を振らなくていいストレスフリー感、一度味わうと戻れない。
サイズ選びの参考までに。45mmは男性や腕が太めの人にちょうどいい。41mmは小柄な人や女性にもしっくりくるサイズ感。色展開もブラック、ホワイトストーン、ソフトゴールド、ダスティローズなど豊富で、ファッションとして選べるのがうれしい。
睡眠コーチと午睡検出、これが想像以上にいい仕事をする
Venu 3の目玉機能のひとつが「睡眠コーチ」。ただ睡眠をスコア化するだけじゃなく、その日の運動量や過去の睡眠傾向から「今夜はこれくらい寝るのがおすすめ」とアドバイスをくれる。
実際に1週間ほど使ってみると、たしかに言うことがいちいち的を射てる。たとえば「昨日の睡眠負債が溜まってるから、今日は長めに休もう」とか。数値を見るだけじゃなくて、具体的な行動に落とし込めるのが新鮮だった。
さらに地味に革新的なのが、仮眠の自動検出。15分くらいソファでうとうとしただけでも「仮眠 18分」と記録され、それが「ボディバッテリー」の回復に反映される。昼寝が可視化されると、なんかちょっと得した気分になれる。
HRVステータス(心拍変動)も夜間に自動計測して、ストレス耐性やリカバリー状態を朝の時点で教えてくれる。「今日は無理しないほうがいいかも」と気づけるのは、毎日を健康的に過ごすうえでかなり重要な情報だと思う。
車いすモードは、ガーミンの本気度が伝わる新機能
Venu 3で新たに搭載された車いすモード。これは単なるチェックボックス的な対応じゃなくて、設計思想からしてしっかり作られている。
車いすユーザー向けに、手動でのプッシュ回数を計測し、アクティビティとして記録。専用のワークアウトメニューも用意されていて、単なる歩数換算ではない独自の運動量指標として使える。ナビゲーションでも段差の少ないルートを優先するなど、日常を支える設計だ。
この機能をこの価格帯のスマートウォッチに落とし込んだのは、ガーミンの本気度の証拠。業界全体で見てもまだまだ選択肢が少ない領域なので、本当に必要としている人にとっては間違いなく大きな意味を持つ。
運動も日常も、精度の高さがストレスをなくす
心拍計は第4世代の「Elevate 4」。ランニング中の計測精度はかなり優秀で、胸ベルトと比較しても大きなズレは感じなかった。HIITのような激しい動きでは一瞬ラグが出ることもあるけれど、許容範囲内。
GPSはマルチバンドGNSS対応で、都心の高層ビル街でも安定してトラッキング。気になるルートを勝手に外れるストレスがないのは、毎回のランニングの満足度をじわじわ上げてくれる。
ワークアウトの記録画面も見やすく、物理ボタンが3つあるおかげで汗で指が濡れてても操作できる。これは地味にありがたい。タッチだけの時計だと、ランニング中にイライラする場面がどうしても出てくるから。
Suica、音楽、通話。スマホいらずの実力を本音で語る
日本で使うなら、Suica対応は超重要だと思う。コンビニも電車も、腕をかざすだけでさらっと通過できる。Apple Watchだけの特権じゃないんだよ、というのが地味に快感だったりする。もちろんGarmin Payも使えて、普段の買い物の支払いも腕で完結する。
音楽はSpotify、Amazon Music、LINE MUSICのプレイリストをオフライン保存可能。スマホを持たずにランニングに出ても、ワイヤレスイヤホンさえあれば好きな曲が聴ける。内蔵ストレージは約8GBあるから、プレイリストをいくつか入れても余裕。
通話機能も試してみた。腕に話しかけるスタイルに最初はちょっと照れるけど、ちょっとした通話ならまったく問題ない品質。相手にも「なんか遠くから話してる?」とは言われなかった。ただし、騒がしい場所だとマイクが周囲の音を拾いやすいから、そこは注意。
バッテリーは嘘をつかない。充電のストレスから解放される日々
正直これがVenu 3を選ぶ最大の理由かもしれない。スマートウォッチモードで最大14日。常時表示をオンにしても1週間は余裕で持つ。GPSを使ったランニングを週に3回入れても、充電は週1回で十分だった。
Apple Watchを使ってたときは「また充電忘れた…」が日常茶飯事だったけど、Venu 3にしてからはそのストレスがほぼゼロ。睡眠トラッキングを毎晩続けるには、バッテリーが長いことがとにかく正義だと身にしみた。
充電端子は独自規格で、ワイヤレス充電には対応していない。そこだけはちょっと惜しいけど、充電頻度が少ないから実用上の不満にはならなかった。
惜しいポイントも正直に書いておく
完璧かと言われると、もちろん気になる部分もある。
まず価格。45mmが7万円台、41mmでも6万円台後半と、決して安くはない。買い物として少し勇気がいる金額だ。とはいえ発売当初から値下がり傾向にあって、セール時期を狙えばだいぶ手が届きやすくなってきた。
Wi-Fiが2.4GHz帯のみというのも地味に面倒。音楽の転送やシステムアップデートに少し時間がかかることがある。5GHz対応してくれたらもっとサクサクなのに、というのはある。
あと、睡眠コーチのアドバイスがときどき「うん、まあそうだよね」という一般的な内容になることも。これは今後のアップデートでもっとパーソナライズが進むことに期待したい。
【まとめ】ガーミンVenu 3は日常をグレードアップする相棒になる
さて、ここまで読んでくれたあなたは、Venu 3が自分の生活に合いそうか、なんとなくイメージできただろうか。
Garmin Venu 3は、毎日の健康をしっかり見守りつつ、運動時のパフォーマンスも妥協したくない人のためのスマートウォッチ。睡眠コーチで疲れを溜め込まない毎日をつくり、Suicaでスムーズに移動し、スマホなしでも音楽と共に走れる。軽くてバッテリーも長いから、24時間つけっぱなしが苦にならない。
車いすモードという新たな選択肢まで備えて、誰かの日常にもっと寄り添おうとしている姿勢には素直に信頼が持てる。
毎日をちょっとだけ、いや、かなり快適にしてくれる相棒を探しているなら、Venu 3は間違いなく検討する価値のある一台だ。

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