2025年7月、Nothing社のサブブランド「CMF」から新型スマートウォッチ「CMF Watch Pro 3」が発表されました。前モデルからどのように進化したのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、CMF Watch Pro 3のスペックや価格、新しく搭載されたAI機能、前モデルとの違いまで、実際に確認できた情報をもとに詳しく解説していきます。購入を検討している方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
CMF Watch Pro 3とは?基本スペックと価格
CMF Watch Pro 3は、Nothing社が展開するCMFブランドの第3世代スマートウォッチです。デザイン性とコストパフォーマンスの高さで知られる同シリーズの最新モデルとして、2025年7月22日に米国、欧州、英国などで発売されました。
気になる価格は、$99 / €99 / £99に設定されています。円換算だと約1.5万円前後で、前モデルから約30ドル値上がりしていますが、搭載機能を考えると依然として手頃な価格帯と言えるでしょう。
主なスペックは以下のとおりです。
- ディスプレイ:1.43インチ AMOLED(解像度466×466ピクセル、輝度650 nit、60Hz)
- GPS:デュアルバンド(L1+L5)対応、5システム対応
- 心拍センサー:4チャンネル
- バッテリー容量:350mAh
- バッテリー持続時間:最大13日間(通常使用時)
- 充電時間:約99分
- 防水防塵性能:IP68等級
これらのスペックを見ると、バッテリー持ちが非常に良いこと、そしてGPSがデュアルバンドになったことが大きなポイントだとわかります。
前モデル(CMF Watch Pro 2)からの主な進化ポイント
CMF Watch Pro 3が前モデルと何より違うのは、この3つのアップグレードです。
ディスプレイの大型化と高輝度化
ディスプレイは前モデルの1.32インチから1.43インチにサイズアップしました。同時に輝度も向上しており、屋外での視認性が改善されています。通知の確認やアクティビティの表示がより見やすくなったのは、日常使いで感じられる大きな進化でしょう。
デュアルバンドGPSの搭載
最大の進化のひとつが、デュアルバンドGPS(L1+L5)への対応です。前モデルはシングルバンドだったため、GPS精度が大きく向上しました。ランニングやウォーキングなどのアウトドアアクティビティで、より正確な位置情報が記録できるようになっています。5つの測位システムに対応している点も見逃せません。
AI機能の新搭載
CMF Watch Pro 3の目玉機能が、ChatGPTを統合したAIアシスタント機能です。音声入力で質問すると、AIがスマートウォッチ上で回答してくれます。
また、運動後にはAIによるアクティビティサマリーが生成されるのも特徴です。ただ距離や時間を記録するだけでなく、AIが運動内容を分析して振り返りをサポートしてくれるので、トレーニングの質を高めたい人には便利な機能でしょう。ただし、これらのAI機能を利用するにはスマートフォンとの接続が必須です。
その他のアップグレード
- スポーツモード:131種類に対応(前モデルよりも拡充)
- バッテリー持ち:前モデルの11日間から13日間に延長
- 通話品質:2つ目のマイクを追加し、通話時のノイズが低減
変わった点、変わらなかった点
進化がある一方で、前モデルから変わった点、あるいはそのまま引き継がれた点もチェックしておきましょう。
交換可能ベゼルの廃止
前モデルのCMF Watch Pro 2で好評だった交換可能なベゼルが、CMF Watch Pro 3では廃止されました。デザインのカスタマイズ性を重視していた人にとっては、やや残念な変更点と言えるかもしれません。その代わり、全体のデザインはより洗練され、シンプルで落ち着いた印象になっています。
IP68防水防塵はそのまま
IP68等級の防水防塵性能は前モデルから引き継がれています。日常生活での水濡れや汗、ホコリには十分対応できるレベルです。ただし、水泳などの水中での使用には適していませんので注意が必要です。
CMF Watch Pro 3のメリットとデメリット
ここで改めて、CMF Watch Pro 3のメリットとデメリットを整理しておきましょう。
メリット
- コストパフォーマンスの高さ:約1.5万円でデュアルバンドGPSやAMOLEDディスプレイ、AI機能を搭載しているスマートウォッチは、現時点では非常に少ないでしょう。
- バッテリーの持ちが良い:最大13日間のバッテリー持続時間は、毎日充電が必要なスマートウォッチに慣れている人には大きな魅力です。
- AI機能の実用性:ChatGPT連携やAIサマリーは、これまでのスマートウォッチにはなかった新しい使い方を提案してくれます。
- デザイン性:Nothing/CMFブランドらしい、シンプルでスタイリッシュなデザインは、ファッションの一部としても馴染みやすいでしょう。
デメリット
- 価格の上昇:前モデルより$30値上がりしたのは、コスパ重視のユーザーにはマイナスに映るかもしれません。
- 交換ベゼルの廃止:カスタマイズ性を楽しみにしていた人には残念な変更です。
- 水泳には非対応:IP68等級ではありますが、プールや海での使用は想定されていません。スイミングをよくする人は、別のモデルを検討した方が良さそうです。
- AI機能にはスマホ接続が必須:スタンドアローンでAI機能を使えるわけではない点は、事前に理解しておきましょう。
こんな人におすすめ
CMF Watch Pro 3は、次のような人に特に向いているモデルです。
- デザイン性とコストパフォーマンスを両立したスマートウォッチを探している人
- ランニングやウォーキングなど、アウトドアでのGPSをよく使う人
- 最新のAI機能に興味があり、日常生活に取り入れてみたい人
- バッテリー持ちの良いスマートウォッチが欲しい人
- NothingやCMFブランドの製品に魅力を感じている人
こんな人には向いていないかも
一方で、以下のような人にはCMF Watch Pro 3はベストな選択ではないかもしれません。
- 水泳やトライアスロンなど、水中でのアクティビティを記録したい人
- 高度な健康管理機能(心電図、血圧測定など)を求める人
- 高級感やラグジュアリーなブランド性を重視する人
- 前モデルの交換ベゼルによるカスタマイズ性を気に入っていた人
購入前に確認しておきたい注意点
CMF Watch Pro 3の購入を検討する際は、以下の点にも目を通しておいてください。
- 日本での販売・保証は現時点で未確認:公式には米国、欧州、英国などでの発売が発表されていますが、日本での正式な販売やアフターサービスについては、まだ明確なアナウンスがありません。購入ルートによっては、輸入品となる可能性がある点を考慮しておきましょう。
- AI機能の利用にはアプリ連携が必須:ChatGPT機能やAIサマリーを使うには、スマートフォンに「Nothing X」アプリをインストールし、ペアリングする必要があります。スタンドアローンではこれらの機能は使えません。
- 価格や仕様は変更される場合があります:為替レートや地域によって販売価格は変動する可能性があります。購入時点での最新情報は必ず公式サイトや販売ページでご確認ください。
よくある疑問
Q1. CMF Watch Pro 2との互換性はありますか?
バンドや充電器などのアクセサリー類は、形状が変更されている可能性があるため、互換性は保証されていません。前モデルのアクセサリーを使い回したい場合は、事前にサイズや形状を確認することをおすすめします。
Q2. バッテリーは本当に13日間持ちますか?
メーカー公称値では「最大13日間」とされていますが、GPSを頻繁に使ったり、画面の明るさを最大にしたり、常時表示ディスプレイをオンにしていると、実際のバッテリー持ちは短くなります。あくまでも目安として捉え、日常的な充電サイクルをイメージしておくと良いでしょう。
Q3. ChatGPT機能は無料で使えますか?
現時点では、追加料金なしでChatGPT統合機能が利用できるとされています。ただし、将来のアップデートや利用制限については、Nothing社の公式アナウンスを確認することをおすすめします。
Q4. iPhoneでも使えますか?
CMF Watch Pro 3は、AndroidとiOSの両方で動作することが想定されています。ただし、一部の機能はAndroid端末との連携でより最適化されている可能性もあります。詳細な対応OSバージョンについては、公式情報を確認してください。
まとめ:CMF Watch Pro 3は買いか?
CMF Watch Pro 3は、前モデルから確実に進化した、コストパフォーマンスに優れたスマートウォッチです。
特にデュアルバンドGPSとAI機能の搭載は、この価格帯では大きなアドバンテージでしょう。バッテリー持ちの良さやデザイン性も含めて、日常使いからアクティビティまでカバーするバランスの取れた一台に仕上がっています。
一方で、交換ベゼルの廃止や価格上昇は、前モデルユーザーにはややネガティブに映るかもしれません。また、日本での正式な販売がまだ明確でない点は、購入を検討するうえでのハードルになり得ます。
とはいえ、機能と価格のバランスを重視する人にとって、CMF Watch Pro 3は非常に魅力的な選択肢のひとつです。最新情報をチェックしながら、自分の使い方に合うかどうかを判断してみてください。
CMF Watch Pro 3の詳細や購入を検討する際は、公式サイトや信頼できる販売ページでスペックや価格を再確認することをおすすめします。また、前モデルのCMF Watch Pro 2と比較しながら、自分に合ったモデルを選ぶのも良いでしょう。

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