Apple Watchの睡眠モードとは?機能の使い方と「おやすみモード」との違いを解説

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Apple Watchを使っているけれど、「睡眠モードって結局なに?」「おやすみモードと何が違うの?」と疑問に思ったことはありませんか?

この記事では、Apple Watchの睡眠モードについて、その機能や設定方法、そして似ているようで違う「おやすみモード」との違いをわかりやすく解説します。これを読めば、今夜からあなたのApple Watchをより便利に使いこなせるようになりますよ。

Apple Watchの睡眠モードとは?

Apple Watchの「睡眠モード」は、正式には「睡眠」集中モードと呼ばれる機能です。就寝中の気散じを減らし、質の良い睡眠をサポートするためにAppleが公式に提供している機能で、watchOS 7(2020年9月公開)以降のバージョンで利用できます。

このモードをオンにすると、iPhoneとApple Watchで以下のような変化が起こります。

  • 電話の着信や通知が制限される
  • Apple Watchの画面表示が簡素化され、時刻とアラームだけが表示される
  • Apple Watchによる睡眠時間の記録と、睡眠ステージの分析が自動で開始される

つまり、睡眠モードは「睡眠に集中するための環境づくり」と「睡眠データの記録」を同時に行ってくれる便利な機能なんです。

睡眠モードの具体的な機能

睡眠モードには、大きく分けて3つの役割があります。それぞれ見ていきましょう。

通知や着信を制限する

睡眠モードをオンにすると、iPhoneとApple Watchの通知が静かになります。大切な人からの電話だけは許可するといった細かな設定も可能です。就寝中に不要な通知で目が覚める心配が減り、より深い眠りを得やすくなります。

画面表示を簡素化する

Apple Watchの画面がシンプルになります。時刻と起床アラームの時間だけが表示され、他のアプリや通知はDigital Crownを回してロックを解除しないと見られません。これも「睡眠中は余計な情報を見ない」という環境づくりのひとつです。

睡眠データを記録・分析する

これが睡眠モードの最も特徴的なポイントです。睡眠モードをオンにして就寝すると、Apple Watchが加速度センサーや光学式心拍数センサーを使ってあなたの睡眠状態を自動で記録します。

翌朝には、iPhoneのヘルスケアアプリで以下のようなデータを確認できます。

  • 総睡眠時間
  • 睡眠ステージ(レム睡眠、コア睡眠(浅いノンレム睡眠)、深い睡眠)の内訳
  • 覚醒していた時間
  • 睡眠スコア(0〜100の数値)

睡眠スコアは、睡眠時間(50点)、就寝時刻の一貫性(30点)、睡眠中断(20点)という3つの要素から算出される、Appleの公式な指標です。

睡眠モードの設定方法

設定自体はとても簡単です。iPhoneのヘルスケアアプリを使って行います。

  1. iPhoneでヘルスケアアプリを開く
  2. 画面下の「ブラウズ」タブをタップ
  3. 「睡眠」を選択
  4. 「スケジュール」から「スケジュールを追加」をタップ
  5. 就寝時刻と起床時刻、アラームの有無などを設定する

スケジュールを設定すると、その時間になると自動で睡眠モードがオンになります。また、コントロールセンターから手動でオン・オフを切り替えることも可能です。

おやすみモードとの違い

「睡眠モード」とよく比較されるのが「おやすみモード」です。この2つは似ているようで、実は役割が大きく異なります。

おやすみモードとは

おやすみモードは、電話の着信や通知を制限するための機能です。睡眠に限らず、会議中や映画鑑賞中など、さまざまなシーンで使えます。

違いのポイント

おやすみモードはあくまで「通知を静かにする」ための機能です。一方、睡眠モードは「通知を制限する」ことに加えて、「画面表示を簡素化する」「睡眠データを記録する」という睡眠に特化した機能が含まれています。

簡単に言うと、おやすみモードは「通知オフ機能」、睡眠モードは「通知オフ+睡眠記録機能」というイメージです。

なお、現在のwatchOSやiOSでは、おやすみモードは「集中モード」という機能の一部として統合されています。

睡眠モードを使うメリット

睡眠の質を可視化できる

自分の睡眠がどのような状態なのか、数値やグラフで確認できます。「最近眠りが浅い気がする」という感覚を、データで裏付けられるようになるのは大きなメリットです。

就寝・起床のリズムを整えられる

毎日同じ時間に睡眠モードがオン・オフになることで、自然と生活リズムが整いやすくなります。

静かな環境で眠れる

通知や画面の光に邪魔されず、睡眠に集中できます。

注意点とデメリット

バッテリー消費に注意

睡眠モードを使うには、Apple Watchのバッテリーが30%以上であることが推奨されています。就寝前に充電する習慣をつけておくと安心です。

不規則な生活には向かないことも

スケジュール設定を活用する場合、就寝・起床時刻があまりにも不規則だと、機能を十分に使いこなせない可能性があります。その場合は、手動でオン・オフを切り替えるとよいでしょう。

医療機器ではない

Apple Watchの睡眠記録機能は、医療機器ではありません。睡眠に関する診断や治療を目的としたものではない点に注意が必要です。

よくある疑問

Q. 睡眠モード中にアラームは鳴りますか?
A. はい、設定した起床アラームは通常通り作動します。Apple Watchの触覚アラームで静かに起こしてもらうことも可能です。

Q. 睡眠モード中に大事な電話があったらどうすれば?
A. 設定で特定の連絡先からの着信を許可することができます。就寝中に緊急の連絡が必要な場合に備えて、あらかじめ設定しておくと安心です。

Q. 睡眠モードはすべてのApple Watchで使えますか?
A. watchOS 7以降が動作するモデル(Apple Watch Series 3以降)で利用可能です。

睡眠モードをより活用するために

睡眠モードは、設定次第でさらに使いやすくなります。

  • 充電リマインダーを設定する:就寝前に充電を忘れないように、リマインダーを設定しておくと便利です。
  • 手動切り替えに慣れる:スケジュールに縛られず、その日の気分や予定に合わせて手動でオン・オフを切り替えるのもおすすめです。
  • 睡眠データを定期的に確認する:毎朝の習慣としてヘルスケアアプリをチェックすると、自分の睡眠パターンの変化に気づきやすくなります。

まとめ

Apple Watchの睡眠モードは、通知を制限して睡眠環境を整えつつ、睡眠データを記録・分析してくれる便利な機能です。

  • 睡眠モードは「睡眠」集中モードのことで、通知制限+画面簡素化+睡眠記録の3つの役割がある
  • おやすみモードは通知制限のみの機能で、睡眠モードとは目的が異なる
  • 設定はiPhoneのヘルスケアアプリから簡単に行える
  • バッテリー残量に注意し、医療機器ではないことを理解したうえで活用する

今夜から、あなたのApple Watchを睡眠のパートナーとして活用してみてはいかがでしょうか。正しく設定すれば、より快適な睡眠習慣づくりの強力な味方になってくれるはずです。

まずはヘルスケアアプリを開いて、睡眠スケジュールを設定してみるところから始めてみましょう。

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