「Apple Watchを買いたいけど、バッテリー持ちが悪いって聞くしなあ……」
そんな風に、ちょっと二の足を踏んでいるあなた。その気持ち、すごくわかります。
実際、X(旧Twitter)やYahoo!知恵袋で「Apple Watch バッテリー」と検索すると、「1日持たない」「充電が面倒で結局使わなくなった」といったネガティブな声がかなり目立ちます。でも、それってどのモデルの話なのか、どのくらいの使い方をしているのかまで踏み込んで考えると、ちょっと見え方が変わってくるんです。
結論から言うと、2025年9月に登場した最新モデルは、従来モデルと比べてバッテリー持ちが明確に向上しています。特にApple Watch Ultra 3は通常使用で最大36時間、低電力モードなら最長72時間もの駆動を実現。ただ、それでも「数日間充電を気にせず使いたい」という人には物足りないのも事実です。
大切なのは、「バッテリー持ちが悪い」という感情の正体を理解した上で、自分の使い方に合ったモデルを選ぶこと。この記事では、最新モデルの実態から、ユーザーのリアルな声、そして「バッテリー持ちが悪い」と感じる原因と対策までを徹底的に掘り下げていきます。
Apple Watchのバッテリー持ち、モデル別の最新実力は?
まずは基本のおさらい。Apple Watchのバッテリー駆動時間はモデルによって大きく異なります。ここでは、2026年7月時点で最新の情報を基に、各モデルの公称値を整理してみました。
Apple公式のテクニカルスペック(2024年~2025年発表)によると、通常使用時の駆動時間は以下の通りです。
- Apple Watch Series 11:最大24時間(2025年9月発表)
- Apple Watch Ultra 3:最大36時間(2025年9月発表)
- Apple Watch SE 3:最大18時間(2025年9月発表)
- Apple Watch Series 10:最大18時間(2024年9月発表)
- Apple Watch Ultra 2:最大36時間(2023年9月発表)
見てわかる通り、通常使用の駆動時間は18時間から36時間のレンジにあります。つまり、どのモデルを選んでも「丸々2日間」は持たない設計。これが「バッテリー持ちが悪い」と言われる根本的な理由の一つと言えるでしょう。
ただし、Ultraシリーズには「低電力モード」という切り札があります。このモードをオンにすると、Ultra 3は最長72時間まで駆動時間を伸ばせます。ただし、その代わりに心拍数計測の頻度が下がったり、Wi-Fiやセルラーの通信が制限されたりするので、その点は頭に入れておく必要があります。
ユーザーのリアルな声を集計してみた結果、「不満」はこの3つに集中していた
では、実際に使っている人たちはどんな印象を持っているのでしょうか。2026年7月時点でX(旧Twitter)やYahoo!知恵袋を調査したところ、約10件の投稿のうち8件程度が「バッテリー持ちに関する何らかの不満」でした。
特に多かった不満のパターン(上位3つ)
- 「朝100%でつけて夕方にはバッテリーが切れそうになる」
特に古いモデル(Series 9以前)を使っているユーザーに多い声。ワークアウトを30分以上したり、LTEモデルで通話をしたりすると、あっという間に消費が進むようです。 - 「睡眠トラッキングを使うと朝まで持たない」
就寝前に充電して装着しても、翌朝にはバッテリー残量が数パーセントしか残っていないというケース。睡眠中の心拍測定や血中酸素モニタリングが常時動作するため、どうしても消費は大きくなります。 - 「OSアップデート後に明らかにバッテリーの減りが早くなった」
watchOSのアップデート直後に「前より持たない」と感じるユーザーは一定数います。これにはバックグラウンドでのデータ再構築などが影響している場合が多く、数日で落ち着くケースも少なくありません。
一方で、ポジティブな声ももちろんありました。「思っていたより持つ」「充電が速いので問題ない」といった声が2件程度。特に最新モデル(Series 11やUltra 3)に買い替えたユーザーからは、バッテリー性能の向上を実感したという報告がありました。
ちなみに、「バッテリー持ちが悪いからGarminに乗り換えた」という趣旨の投稿も見られました。他社製品と比較しての不満は根深いものがありそうです。
どうしても「バッテリー持ち」が気になるなら──乗り換えも視野に入れた比較
Apple Watchのバッテリー持ちがどうしても許容できない場合、検討すべきは他社製品への乗り換えです。代表的なのがGarminシリーズ。
例えば、価格.comマガジン(2024年1月)の比較記事によると、Garmin Venu 3は通常使用で最長14日間ものバッテリー駆動を実現しています。これはApple Watchの比ではありません。
ただし、ここで忘れてはいけないのが「トレードオフ」の存在です。Garminはバッテリー持ちは圧倒的ですが、Apple Watchが誇るApple生態系(Ecosystem)との連携や、心電図(ECG)アプリの精度、App Storeの豊富なアプリ群といった利点は劣る部分もあります。
つまり、「何を優先するか」の話。バッテリー持ちを最優先するならGarmin、スマホとの連携や健康機能の深さを取るならApple Watchという選択肢になります。
バッテリー持ちを改善するための3つの具体的な対策
とはいえ、「やっぱりApple Watchがいい」という人も多いはず。そんな人のために、バッテリー持ちを少しでも良くするための具体的な対策を3つ紹介します。
①「低電力モード」を状況に応じて活用する
Apple Watchには「低電力モード」という機能があります。これをオンにすると、心拍数測定の頻度低下や一部の通知停止などが行われますが、その分バッテリーを節約できます。特に「これから長時間外出するけど、充電器を持っていけない」というシチュエーションでは必須の機能です。
②「常時表示ディスプレイ(Always-On Display)」をオフにする
これはかなり効果的。常時表示をオフにするだけで、バッテリーの消費を大幅に抑えられます。時計としての役割が薄れてしまうのは寂しいですが、「バッテリーを少しでも長持ちさせたい」という時には有効な手段です。
③バッテリーの最大容量を定期的にチェックする
設定アプリの「バッテリー」から「バッテリーの状態」を確認すると、最大容量が表示されます。Appleのサポートガイドによると、この数値が80%を下回ると、交換を推奨するサインです。劣化が進んでいる場合は、いくら節約テクニックを駆使しても改善しません。
バッテリー交換のタイミングと費用の目安
バッテリーの劣化が進んだ場合、最終手段はApple公式のバッテリー交換サービスです。
Appleのサポートページによると、Apple Watchのバッテリー交換は有償で行われます。価格はモデルによって異なり、AppleCare+に加入しているかどうかでも変わってきます。保証期間内であれば無償交換の対象となる場合もあるので、購入時にAppleCare+に加入しておくかどうかも、長く使う上では重要な判断材料になるでしょう。
結局、どのモデルを選べば後悔しないのか?
ここまで読んで、「じゃあ自分はどのモデルを選べばいいの?」という疑問に答えます。
おすすめモデルはこの3つです。
- Apple Watch Ultra 3(最長バッテリー重視の方へ)
通常使用で36時間、低電力モードで72時間。アウトドアやアクティブな方、とにかく「少しでも長く持ってほしい」という人に最適です。その分価格は高めですが、バッテリーの不安から最も解放されるモデルです。 - Apple Watch Series 11(バランス重視の方へ)
通常使用で24時間。Ultraほどの持久力はないものの、従来モデル(18時間)からは確実に進化しています。日常使いで「1日は余裕で持つ」を実現しており、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。 - Apple Watch SE 3(コスパ最重視の方へ)
通常使用で18時間。最新モデルながら、最も手頃な価格帯です。常時表示ディスプレイや心電図機能は搭載されていませんが、「とりあえずApple Watchを使ってみたい」という初心者や、バッテリー持ちよりも価格を優先したい人に向いています。
どのモデルを選ぶにしても、「バッテリー持ちが良い」とは言えないというのが正直なところ。スマートウォッチ全般の宿命として、毎日の充電はある程度覚悟しておく必要があります。
ただし、2025年9月に登場した最新モデルは、確実に前進しています。特にUltra 3は、従来の「1日持たない」という不満を払拭する実力を持っていると言えるでしょう。
まとめ:Apple Watchのバッテリー持ちと上手に付き合うには
Apple Watchのバッテリー持ちは、モデルによって大きく異なります。最新のSeries 11やUltra 3は従来モデルよりもバッテリー性能が向上しており、特にUltra 3は低電力モードで最大72時間という長時間駆動を実現しています。
それでもなお、他社製品(Garminなど)と比較すると見劣りする部分は否めません。しかし、それはApple Watchが「スマートウォッチ」としての多機能性を優先した設計だからです。心電図、血中酸素、Apple生態系とのシームレスな連携──これらはバッテリー消費と引き換えに得られる価値です。
大切なのは、自分のライフスタイルに合ったモデルを選び、バッテリーの状態をこまめにチェックし、必要に応じて低電力モードや節約テクニックを使いこなすこと。
「バッテリー持ちが悪い」という一括りな評判に惑わされず、自分にとっての「ちょうどいい」を見つけてください。 きっと、Apple Watchはあなたの生活を豊かにしてくれる頼もしいパートナーになるはずです。

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