IKEAのスマートホームって、何から始めればいいんだろう?
そんなふうに思ったことはありませんか。
スマートホームに興味はあるけれど、何を買えばいいのか分からない。設定が難しそうで不安。そもそも、IKEAのスマートホームで何ができるのか、よく分かっていない。
この記事では、そんなあなたに向けて、IKEAのスマートホームに必要なもの、使い方、そして最新情報までをわかりやすく解説します。
この記事を読めば、IKEAのスマートホームで何ができて、どうやって始めればいいのかが、きっとクリアになるはずです。
IKEAのスマートホームに必要なものは?
まずは全体像をざっくりつかみましょう。
IKEAのスマートホームは、大きく分けて3つの要素で成り立っています。
- ハブ(頭脳):すべての機器をまとめて管理する中心装置
- アプリ(操作画面):スマホで機器を操作するための無料アプリ
- スマート製品(照明やスピーカーなど):実際に操作する対象となる製品
この3つがそろって、初めてIKEAのスマートホームは完成します。
ただし、すべての製品にハブが必須というわけではありません。例えば、スマート電球を1つだけリモコンで操作したいだけであれば、ハブなしでも専用リモコンで操作できます。
ただ、複数の製品をアプリでまとめて管理したり、タイマー設定やシーン作成といった便利な機能を使いたいなら、ハブとアプリは事実上必須だと考えてください。
IKEAのスマートホームの最新情報:今は「DIRIGERA」が中心
ここで、いちばん最初に押さえておきたい最新情報をお伝えします。
IKEAのスマートホームの中心は、今は「DIRIGERA/ディリフィエラ ハブ」です。
以前は「TRÅDFRI/トロードフリ ゲートウェイ」というハブが主力でしたが、現在はDIRIGERAが後継かつメイン製品として公式に案内されています。
つまり、これからIKEAのスマートホームを始めるなら、DIRIGERAハブを選ぶのが正解です。
旧モデルのTRÅDFRIゲートウェイは、すでに持っている人は引き続き使えますが、新しく買うべき製品ではありません。
この点は、古い情報がまだネット上に残っているので、とくに注意が必要です。
IKEAのスマートホームでできること
IKEAのスマートホームを導入すると、具体的に何ができるのでしょうか。
- スマホのアプリで照明のオン/オフや明るさ調整ができる
- 電動ブラインドをボタンひとつで開け閉めできる
- 音楽が聴けるスピーカーをインテリアに合わせて設置できる
- スマート空気清浄機で室内の空気をきれいに保てる
- コントロールコンセントを使って、既存の家電をスマートに操作できる
- 「おはよう」や「おやすみ」といったシーンをボタンひとつで実行できる
- タイマー設定で、決まった時間に照明が点灯したり、ブラインドが開いたりする
これらはすべて、IKEA Home smartアプリから操作できます。
とくに「シーン」機能は便利です。例えば、起床時に照明が徐々に明るくなる「Rise & Shine(起床)」や、就寝時にすべての照明が消えるシーンをあらかじめ作っておけば、毎日のルーティンがぐっと楽になります。
IKEAのスマートホームで使える製品カテゴリ
IKEAのスマートホームに対応している主な製品カテゴリは、以下のとおりです。
- スマート照明(電球、照明器具など)
- 電動ブラインド(PRAKTLYSING/プラクトリースィング、TREDANSEN/トレダンセンなど)
- WiFiスピーカー(SYMFONISK/シンフォニスク)
- スマート空気清浄機(STARKVIND/スタルクヴィンド)
- コントロールコンセント(TRETAKT/トレータクト)
- モーションセンサー
- リモコン(電球やブラインドを個別に操作するため)
それぞれの製品は、インテリアに馴染むデザインが魅力です。例えばSYMFONISKは、アートフレーム型やランプ型など、従来のスピーカーとはひと味違ったデザインが特徴です。
IKEAのスマートホームを始める手順
実際に始める手順は、とてもシンプルです。
- DIRIGERAハブを購入する
- IKEA Home smartアプリをスマホにダウンロードする(無料)
- DIRIGERAハブをWi-Fiルーターと有線(イーサネットケーブル)で接続する
- アプリの指示に従って、スマート製品を登録する
これだけです。
工事は一切必要ありません。コンセントに挿して、LANケーブルをつなぐだけなので、DIYが苦手な人でも安心してください。
ハブを設置したら、あとはアプリに従って、好きなスマート製品をどんどん追加していくだけです。
他社のスマートホームと連携できる?
IKEAのスマートホームは、以下の主要な音声アシスタントと連携できます。
- Google Home(グーグルホーム)
- Apple Home(アップルホーム)
- Amazon Alexa(アマゾンアレクサ)
つまり、すでに他社のスマートスピーカーを使っている人でも、IKEAのスマート製品を音声で操作できるようになります。
たとえば、「Google、リビングの照明をつけて」といった音声操作が可能になるわけです。
「Matter」対応でさらに広がる可能性
ここで、もうひとつ知っておきたい最新情報があります。
DIRIGERAハブは、次世代のスマートホーム規格「Matter(マター)」に対応しています。
Matterは、異なるメーカーのスマートホーム製品を相互に連携させるための新しい業界標準規格です。
DIRIGERAハブは「Matterブリッジ」かつ「Matterハブ」として機能するため、将来的にMatter対応の他社製品とIKEAのシステムが連携しやすくなる可能性があります。
つまり、IKEAのスマートホームは、今後さらに拡張性が高まっていくというわけです。
ただし、具体的にどの他社製品とどのような連携が可能になるかは、今後の公式情報を確認する必要があります。
IKEAのスマートホームを始める前に知っておきたい注意点
せっかく導入するなら、失敗したくないですよね。
ここでは、事前に知っておきたい注意点をいくつか紹介します。
ハブはWi-Fiルーターと有線接続が必要
DIRIGERAハブはWi-FiルーターとLANケーブルで接続する必要があります。つまり、ハブを置く場所にはルーターが近くにある必要があるということです。
ただし、ハブ自体はインターネット接続が必須ではありません。ローカルネットワーク内で動作します。
外出先からアプリで操作はできない
IKEA Home smartアプリは、基本的に自宅のWi-Fi環境下(ローカルネットワーク)でしか操作できません。
「出先から帰宅前にエアコンをつけたい」といったことは、アプリだけでは実現できない点に注意してください。
ただし、音声アシスタント(Google Homeなど)経由であれば、外出先から操作できる場合もあります。
アプリの同時接続は10台まで
IKEA Home smartアプリには、同時に接続できるデバイスが10台までという制限があります。
たくさんのスマート製品を導入したい人は、この点も考慮しておくとよいでしょう。
製品によってはハブなしでも使える
すべてのスマート製品にDIRIGERAハブが必要なわけではありません。
例えば、スマート電球をリモコンで操作したいだけであれば、ハブは不要です。
ただ、せっかくIKEAのスマートホームを始めるなら、ハブを導入してアプリ操作やシーン作成といった便利な機能をフルに活用するのがおすすめです。
よくある疑問と回答
IKEAのスマートホームに関して、よくある疑問をまとめました。
Q. 工事は必要ですか?
A. いいえ、不要です。ハブをコンセントに挿してLANケーブルをつなぐだけでOKです。
Q. 何から始めるのがおすすめですか?
A. DIRIGERAハブと、お好みのスマート照明キットがおすすめです。まずは照明から始めて、徐々に製品を増やしていくのが無難です。
Q. アプリは有料ですか?
A. IKEA Home smartアプリは無料です。
Q. 古いTRÅDFRIシリーズは使えますか?
A. すでに持っているTRÅDFRI製品は引き続き使用できます。ただし、TRÅDFRIゲートウェイは現在のメイン製品ではないため、新規購入はおすすめしません。
Q. Apple HomeKitには対応していますか?
A. はい、IKEA Home smartアプリはApple HomeKitとの連携に対応しています。App Storeの説明にも記載があります。
まとめ:IKEAのスマートホームはこんな人におすすめ
最後に、IKEAのスマートホームがどんな人に向いているのかを整理します。
こんな人におすすめ
- スマートホームに興味はあるけど、何から始めればいいか分からない初心者
- インテリアにこだわりがあって、デザイン性の高いスマート製品を探している人
- コスパよくスマートホームを始めたい人
- 将来的にスマートホームを拡張していく可能性を考えている人
- すでにGoogle HomeやApple Homeなどの環境を持っていて、それに合わせたい人
こんな人にはあまり向いていないかも
- 外出先からのアプリ操作を最優先したい人
- すでに別のスマートホームシステムに大きく投資している人
- 最新のMatter製品と即座にフル連携させたい人(今後のアップデートに期待する形になります)
IKEAのスマートホームは、手頃な価格と優れたデザイン、そしてMatter対応による将来性が大きな魅力です。
この記事で紹介した「DIRIGERAハブ」と「IKEA Home smartアプリ」を中心に、あなたにぴったりのスマートホームライフを始めてみてはいかがでしょうか。
まずは、お気に入りの照明から始めてみるのがおすすめです。

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