映画館や劇場でApple Watchをつけているときに、ふと画面が光ってしまって「しまった」と思ったことはありませんか?周りが暗い場所では、ほんのわずかな明かりも気になってしまいますよね。
そんなときに便利なのが「シアターモード」という機能です。この記事では、Apple Watchのシアターモードがどんな機能なのか、設定方法から活用法までわかりやすく解説していきます。
Apple Watchのシアターモードとは?基本の仕組み
シアターモードとは、Apple Watchで手首を上げても画面が点灯しなくなる機能です。watchOS 3.2で追加されたこの機能は、映画館や劇場のように暗い場所で周囲に迷惑をかけずにApple Watchを使いたいときに重宝します。
具体的には、シアターモードをオンにすると以下のような状態になります。
- 手首を上げても画面が点灯しない
- 消音モードが同時にオンになる
- トランシーバーが会話不可状態になる
- 触覚による通知(振動)は通常通り行われる
つまり、音も出ないし画面も光らないけれど、通知そのものは届いているという状態をつくれるのが、このモードの特徴です。
「それってただの消音モードと何が違うの?」と思われるかもしれません。確かに似ていますが、消音モードは音だけをオフにするのに対し、シアターモードは画面の点灯まで防ぐという違いがあります。
シアターモードの設定方法
設定はとても簡単です。Apple Watchの画面下から上にスワイプしてコントロールセンターを開き、仮面のようなマークのアイコンをタップするだけ。アイコンがオンになると、シアターモードが有効になります。
解除するときも同じ操作でOKです。コントロールセンターをもう一度開いて、同じアイコンをタップすればオフになります。
シアターモード、消音モード、集中モードの違い
Apple Watchには似たような機能がいくつかあって、「何を使えばいいのかわからない」という方もいるかもしれません。ここで、それぞれの違いを整理しておきましょう。
| 機能 | 画面点灯 | 音 | 振動・通知 |
|---|---|---|---|
| シアターモード | オフ(手首上げ時) | オフ | 通知は届く(振動あり) |
| 消音モード | 通常通り点灯 | オフ | 通知は届く(振動あり) |
| 集中モード(おやすみモード) | 通常通り点灯 | 設定による | 制限できる |
※集中モードはカスタマイズ次第で通知の制限方法が変わります。
簡単に言うと、「画面もオフにしたい」ならシアターモード、「音だけオフにしたい」なら消音モード、「通知そのものを制限したい」なら集中モードという使い分けになります。
シアターモードが活躍するシーン
シアターモードは映画館や劇場での使用を想定して作られた機能ですが、実はそれ以外のシーンでも便利です。
映画館・劇場・ライブ会場
やはり一番のおすすめシーンは映画館や劇場です。暗い会場でApple Watchの画面がパッと光ってしまうと、周りの人の目を引いてしまいますし、自分も気になります。シアターモードをオンにしておけば、そんな心配は無用です。
会議やプレゼン中
重要な会議やプレゼン中に、手を動かした拍子にApple Watchの画面が点灯してしまうのも気まずいものです。シアターモードにしておけば、そうした心配をせずに集中できます。
電車内やバスの中
夜の電車や薄暗いバスの中でも、画面の明かりが気になることがあります。周囲に配慮したいときには、シアターモードが役立ちます。
寝室での就寝時
寝室でApple Watchをつけたまま寝る方もいるでしょう。就寝中に何気なく手を動かしたときに画面が点灯して、目が覚めてしまう…という経験はありませんか?シアターモードをオンにしておけば、そうした画面のちらつきを防げます。
より快適に使うためのポイント
シアターモードは便利な機能ですが、いくつか注意点もあります。
触覚通知は止まらない
先ほども触れた通り、シアターモードをオンにしても振動による通知は届き続けます。映画館などで完全に集中したい場合は、集中モード(おやすみモード)と併用するのがおすすめです。
集中モードをオンにすれば、通知そのものを制限できます。しかも、集中モードはApple IDで連携するすべてのデバイスに反映されるので、iPhoneも一緒に静かにできます。
画面を確認したいときはタップする
シアターモード中に時間を確認したい場合は、画面をタップするかデジタルクラウンを回すと、一時的に画面が点灯します。手首を上げるだけでは点灯しないので、この操作方法を覚えておくと便利です。
消音モードだけ解除できる
シアターモードをオンにすると消音モードも同時にオンになりますが、消音モードだけを個別に解除することも可能です。ただし、画面の点灯を防ぐというシアターモード本来の機能はそのまま維持されます。
よくある質問
Q. シアターモードにするとバッテリーは節約できますか?
画面表示がオフになるため、バッテリーの消費を抑えられる可能性があります。ただし、具体的な節約効果の数値は公式から発表されていません。あくまでも画面の点灯を防ぐことが主な目的の機能です。
Q. シアターモードと機内モードは何が違うの?
全くの別物です。機内モードはBluetoothやWi-Fiなどの無線通信をすべてオフにする機能で、シアターモードは画面の点灯と音をオフにする機能です。目的も使い方も異なるので、混同しないように注意しましょう。
Q. シアターモードを自動でオンにする方法はありますか?
現時点では、特定の時間や場所で自動的にシアターモードをオンにする公式機能はありません。自分でコントロールセンターから手動でオンオフする必要があります。
まとめ
Apple Watchのシアターモードは、映画館や劇場はもちろん、会議や就寝時など、「画面を光らせたくない」あらゆるシーンで活躍する機能です。
設定方法もとても簡単で、コントロールセンターからワンタップでオンオフできます。消音モードや集中モードとの違いを理解しておけば、状況に応じて最適なモードを選べるようになります。
ぜひこの機会にシアターモードの使い方を覚えて、Apple Watchをより快適に使いこなしてみてください。暗い場所でも周りに気を遣わずに済むので、きっと重宝するはずです。

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