ランニングを始めたい。でも、腕時計みたいな機械を触るのは正直ちょっと苦手。
大丈夫です。この記事は、そんなあなたのために書きました。
箱から出したばかりの状態から、最初にやるべき設定、ランニングの記録方法、そして「あれ、どうやるんだっけ?」となりがちな操作まで、順番に話していきましょう。説明書を読むより、ずっとわかりやすいはずです。
まずは5つのボタンを味方につけよう
Forerunner 165の操作は、タッチ画面だけじゃありません。左に3つ、右に2つ、合計5つのボタンがあります。これが、走っているときの強い味方になるんです。なぜなら、汗で指が滑っても、雨の日でも、ボタンなら確実に操作できるから。
まずは各ボタンの役割を覚えましょう。名前と動きをセットで。
- 左上(LIGHT):1回押すと画面のオンオフとバックライト点灯。そして長押しで、自転車のマークみたいな「コントロールメニュー」が開きます。ここに電源オフやサイレントモードがあります。
- 左中(UP):メニューを上にスクロール。文字盤を表示しているときに押すと、歩数や心拍数などのウィジェット一覧が見られます。
- 左下(DOWN):メニューを下にスクロール。同じく、文字盤から押すと別のウィジェットを見に行けます。
- 右上(START/STOP):ランの開始と停止はこのボタン。なんでも「決定」したいときも、基本はこれです。キラキラ光っているので、すぐわかりますね。
- 右下(BACK/LAP):一つ前の画面に戻る。ラン中に押すと、1周(ラップ)のタイムを刻めます。操作に迷ったら、とにかくこのボタンで「戻る」が鉄則です。
最初は「ボタン多すぎ!」と思うかもしれません。でも、たった2つだけ覚えてください。「何かを始めたい、決めたいときは右上」、「迷ったら右下で戻る」。これだけで、もう怖くありません。
絶対にやっておきたい3つの初期設定
箱から出して、まず充電。それが終わったら、スマホとのペアリングです。ここでしっかり設定しておくと、毎日がグッと快適になります。
1. スマホとつなぐ(Garmin Connectアプリ)
何はなくとも、ここからです。
スマホに「Garmin Connect」アプリを入れてください。アプリの指示に従って進めば、アカウントを作って時計とつながります。
このアプリが、あなたの全データを管理する母艦になります。走った記録を見るのも、睡眠の質をチェックするのも、全部ここです。
2. 個人情報を入力する
時計の中で、あなたの性別、年齢、身長、体重を正しく設定しましょう。
「え、時計に体重なんて知られたくないよ」という声が聞こえてきそうです。でも、これはとても大切。消費カロリーや最大心拍数の計算が、このデータをもとに正確になるからです。自分の努力を正しく数字で見るために、正直に入力してくださいね。
3. 文字盤を自分好みに変える
毎日目にするものだから、見た目は大事です。
時計の画面を長押しすると、文字盤の選択画面になります。「Connect IQ」ストアからダウンロードすれば、シンプルなデジタル表示から、走り出したくなるようなデザインまで、本当にたくさんの種類から選べます。この時計を、もっと身近に感じられる第一歩ですよ。
ランニングを始めよう。記録から振り返りまで
いよいよ本番です。初めてのランを記録してみましょう。
- 文字盤から右上(START/STOP)ボタンを押します。
- ずらっと並んだアクティビティから「ランニング」を選んで、もう一度右上を押します。
- 画面の周りが赤くなり、心拍数が表示されたらGPSを探しています。空が開けた場所で少し待つと「ピピッ」と鳴って準備完了。ここで右上ボタンでスタートです。
- 走り終わったら、右上ボタンで「停止」、その後右下ボタンで「保存」です。
保存したデータは、すぐにスマホのGarmin Connectアプリで詳しく見られます。ペースの変化や心拍数の推移、さらには一歩の接地時間バランスまで。
「こんなの見方がわからないよ」という人は、まず「ペース」と「心拍数」の2つだけ見てください。続けていると、同じペースでも心拍数が低くなっていく、自分の成長が数字で見えてきますよ。
「あれ?」を解決するQ&A集
実際に使い始めると、小さな「?」が出てくるものです。よくある質問に答えます。
- Q. 電源が切れないんだけど…
A. 左上(LIGHT)ボタンを数秒間長押ししてください。「コントロールメニュー」という丸いアイコンの一覧が出てきます。その中にある「電源」をタップすればオフにできます。再起動したい場合も、ここに「電源オフ」があります。 - Q. ランニング中の画面表示を変えたい
A. ランニング開始前に、アクティビティの設定から「データ画面」を選びます。最初は何が何だかわからないと思いますが、「1画面に1つのデータ」から始めるのがおすすめ。大きな数字でペースだけを表示するようにすると、走りながらでも一瞬で確認できますよ。 - Q. タッチ操作を無効にしたい
A. 走っているときや寝ているときに、画面が勝手に反応してイラッとしますよね。左上(LIGHT)ボタン長押しのコントロールメニューから、歯車の「設定」→「システム」→「タッチ」と進むと、タッチのオンオフを切り替えられます。アクティビティ中だけオフ、という設定も可能です。 - Q. スマホに届くLINEやメールの通知を消したい
A. 仕事中や休んでいる時まで腕時計が震えるのはストレスです。スマホのGarmin Connectアプリを開き、「設定」→「通知」→「アプリ通知」で、通知を許可するアプリを選んでください。必要なものだけに絞ると、本当に大事な連絡だけがわかるようになります。 - Q. 「Garmin Coach」って何?
A. 無料で使える、あなただけの専属コーチ機能です。5kmを走りたい、タイムを縮めたい、という目標を選ぶだけで、時計がその日の練習メニューを表示してくれます。「今日は何をすればいいんだろう」という迷いから解放される、初心者にとって最高の相棒です。
もっと快適に使うためのおすすめアクセサリー
Garmin Forerunner 165
本体だけでも十分ですが、あると便利なものを紹介しますね。
- 保護フィルム:ミヤビックス OverLay Brilliant for Garmin Forerunner 165 用 保護フィルム
日常生活での「ぶつけた!」というヒヤリから画面を守ってくれます。透明度が高いものを選べば、美しい有機ELディスプレイの見やすさはそのままです。 - 替えバンド:Garmin クイックリリース シリコンバンド 20mm
気分やファッションに合わせて付け替えられます。汗で濡れた後は、バンドを外して本体と一緒に水洗いすると清潔。着脱も工具いらずでワンタッチです。 - 心拍計(より正確に測りたい方へ):Garmin HRM-Pro Plus
手首で測る心拍数は、寒い日や運動強度が高いとどうしても誤差が出ることがあります。胸に巻くタイプの心拍計を使うと、より正確なデータが取れるので、本格的にトレーニングしたい人にはおすすめです。
ガーミン165 説明書の代わりに、あなたのランニングパートナー
最後に、もう一度だけ言わせてください。
このガーミン165、完璧に使いこなそうとしなくていいんです。
まずは今日、これを付けて少し外を歩いてみませんか? 「記録する」ボタンを押して、ただ歩くだけ。
それだけで、この時計はあなたの日々の相棒に変わります。説明書の細かい文字を追うよりも、実際に触れて、「おっ」と感じる瞬間を積み重ねていってください。
走ること、動くことを、もっと楽しく。そのための最高のツールが、あなたの腕にあります。さあ、最初の一歩を、このガーミン165と一緒に。

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