ランニングやジムでのトレーニング中、スマホを持たずに音楽を楽しみたい。そんなときに気になるのが、ガーミンのスマートウォッチでAmazonミュージックを再生できるかどうかですよね。
結論から言うと、一部の機種に限り、Amazonミュージックのプレイリストを時計本体にダウンロードしてオフライン再生できます。ただし、いくつか大事な条件があるので、順番にわかりやすく解説していきます。
ガーミンでAmazonミュージックを聴くために必要なもの
まず最初に押さえておきたいのが、ガーミンでAmazonミュージックを利用するための必須条件です。意外と見落としがちなポイントなので、しっかりチェックしておきましょう。
対応しているガーミンウォッチを持っていること
これが最も重要なポイントです。ガーミンの時計ならどれでもいいわけではなく、Amazonミュージックのアプリがインストールできる機種は限られています。
2024年6月時点でAmazonミュージックに公式対応しているのは、以下のような比較的新しいモデルです。
- Garmin Venu 3
- Garmin Venu 3S
- Garmin Vivoactive 5
- Garmin Forerunner 265
- Garmin Forerunner 965
- Garmin Fenix 7シリーズ
- Garmin Epix Gen 2シリーズ
「自分の持っている時計は対応してるの?」と思ったら、Garmin Connect IQストアで「Amazon Music」と検索してみてください。アプリが表示されれば対応機種、出てこなければ残念ながら非対応です。
特に注意したいのが、Venu 2 Plusのような一世代前のモデル。音楽機能自体は搭載していても、Amazonミュージックのアプリはインストールできません。この場合はPCからMP3ファイルを転送する方法しかないので、サブスクでの楽曲再生は諦める必要があります。
Amazon Music Unlimitedに加入していること
もうひとつ、忘れてはいけない条件です。プライム会員特典の「Amazon Music Prime」や無料版の「Amazon Music Free」では、ガーミンへのダウンロード機能は使えません。
必要なのは、月額980円(プライム会員なら880円)の「Amazon Music Unlimited」です。これに加入していれば、数千万曲以上の楽曲をオフライン再生用にダウンロードできます。
Bluetoothイヤホンを持っていること
当たり前ですが、ガーミンの時計本体にはスピーカーが内蔵されていないモデルがほとんどです。Venu 3シリーズだけはスピーカー付きですが、それでもしっかりした音質で楽しむならBluetoothイヤホンは必須。ペアリング方法は後ほど説明しますね。
ガーミンでAmazonミュージックを設定する手順
対応機種を用意して、Unlimitedにも加入した。それでは実際に設定していきましょう。思ったより簡単なので、ひとつずつ進めてみてください。
1. 時計をWi-Fiに接続する
音楽ファイルはそれなりに容量が大きいので、Wi-Fi接続が必須です。Garmin Connectアプリを開き、デバイス設定からWi-Fiネットワークを登録しておきましょう。
2. Connect IQストアでAmazon Musicアプリをインストール
時計のメニューからConnect IQストアを開き、「Amazon Music」で検索。アプリをダウンロードしてインストールします。Garmin Connectアプリ経由でもインストール可能です。
3. Amazonアカウントでサインインする
アプリを起動すると、認証コードが表示されます。スマホやPCでAmazonの認証ページにアクセスし、表示されたコードを入力。これでアカウント連携は完了です。一度設定すれば、次回からは自動でログインされます。
4. プレイリストをダウンロードする
アプリ上に自分のAmazonミュージックのプレイリストが表示されるので、聴きたいものを選んでダウンロード。ここでちょっとしたコツですが、ダウンロードは時計を充電器にセットした状態で行うのがおすすめ。バッテリー消費が激しいのと、Wi-Fiの安定性も上がります。
5. Bluetoothイヤホンをペアリングする
設定メニューから「センサーとアクセサリ」→「新しいデバイスを追加」で、イヤホンをペアリングモードにして接続。あとは再生ボタンを押せば、スマホなしでAmazonミュージックが楽しめます。
ダウンロード時のよくあるトラブルと対処法
設定していると、意外と小さなつまずきが多いのも事実。よくあるトラブルと解決策をまとめました。
ダウンロードが途中で止まる
Wi-Fiの電波が弱いと、これが一番起きやすいです。ルーターの近くでダウンロードするか、時計を再起動してから試してみてください。どうしてもダメなときは、プレイリストの曲数を減らしてみるのも効果的です。
ストレージ容量が足りない
ガーミンの音楽用ストレージは機種によって異なりますが、だいたい4GB〜8GB程度。アプリやシステムで使われる分を差し引くと、実質的に保存できるのは数百曲といったところです。ダウンロード済みの不要なプレイリストは、こまめに削除して容量を空けておきましょう。
Amazon Musicアプリが表示されない
前述のとおり、対応機種でなければアプリ自体がConnect IQストアに出てきません。「音楽機能がある=Amazonミュージック対応」ではないので、購入前に必ず公式サイトで対応状況を確認することをおすすめします。
他サービスとの違いを知っておこう
ガーミンの音楽機能というと、Spotifyのイメージが強いかもしれません。実際、Spotifyのほうが先行して対応していたこともあり、アプリの完成度や操作性はSpotifyに軍配が上がる場面もあります。
ただ、AmazonミュージックはUnlimited会員なら追加料金なしで使えるのが最大の魅力。すでにAlexa端末やFire TVでAmazonミュージックをヘビーユースしている人なら、同じプレイリストをガーミンでもシームレスに楽しめるのは大きなメリットです。
一方で、アプリの仕様上ポッドキャストの管理はSpotifyのほうが優れている印象。このあたりは自分のリスニングスタイルに合わせて選ぶといいでしょう。
まとめ:ガーミンでAmazonミュージックを最大限活用しよう
ここまで読んでいただければ、ガーミンでAmazonミュージックを聴くための条件と手順がしっかり理解できたはずです。
最後にもう一度ポイントをおさらいすると、
- 対応機種はVenu 3やForerunner 265など比較的新しいモデルに限られる
- Amazon Music Unlimitedへの加入が必須
- Wi-Fi経由でプレイリストをダウンロードすれば、スマホなしでランニングやワークアウト中も音楽を楽しめる
スマホを持たずにランニングに出かけられる解放感は、一度味わうと本当に快適。しかも馴染みのあるAmazonミュージックのプレイリストがそのまま使えるので、新たにプレイリストを作り直す手間もありません。
もし今使っているガーミンが非対応だったとしても、買い替えを検討するきっかけにしてみてはいかがでしょうか。音楽と一緒に、もっと自由なトレーニングを楽しんでくださいね。

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