アウトドアウォッチの頂点に立つガーミンが、満を持して放ったガーミン fenix 8。
正直に言うとね、発表された瞬間は「またマイナーチェンジかな」ってちょっと斜めに見てたんです。でも実機を触って、実際に山に持って行って、その考えは180度変わりました。
今回はそんなfenix 8のリアルな魅力を、実際の使用感を交えながらお伝えしていきます。「結局どのモデルを選べばいいの?」という永遠の悩みにも、スパッと答えを出しますね。
まず大前提として「fenix 8」は何がスゴいのか
これまでのfenixシリーズって、正直「求道者のための時計」だったと思うんです。機能は超優秀だけど、操作が独特で、見た目もゴツくて、選ぶ人を選ぶというか。
でも今回のfenix 8は違います。ガーミンが初めて「一般ユーザーにも使ってほしい」と本気で思ったんじゃないかな、と感じるほどUIが洗練されました。
物理ボタンとタッチパネルのハイブリッド操作は、Apple Watchみたいに直感的。それでいてアウトドアで絶対に困らない信頼性はそのまま。よくこんな両立ができたな、と感動すら覚えました。
新型だけが持つ3つの進化がこれだ
買い替えを迷っている人が一番気になるポイントですよね。旧モデルと何が違うのか、整理していきます。
1. 時計単体で通話ができるようになった
ついに来たか、と膝を打ちました。fenix 8はスピーカーとマイクを内蔵していて、スマホと接続していれば腕時計でそのまま電話に出られます。
ジョギング中にいちいちスマホを取り出さなくていい。手が汚れているキャンプ中でも通話できる。これは想像以上に便利で、一度慣れるともう戻れません。
ただし風が強い日の通話品質は正直イマイチなので、過度な期待は禁物です。
2. 本格ダイビングコンピューターとして使える
水深40メートルまでの耐圧性能を持ち、スキューバダイビングにも対応しています。PADI公認のダイブコンピューターとして認められているので、ライセンス保持者にとっては頼もしい相棒になります。
とはいえ僕自身は体験ダイビングどまりなので、この機能の真価は本職の方に譲ります。でも「そこまでできるのか」という安心感は、時計全体の信頼性を底上げしていると思います。
3. LEDフラッシュライトが全モデル標準装備
これまで上位モデルだけだったLEDライトが、ついに全機種に搭載されました。暗いキャンプ場でのトイレ、夜明け前のラン、テントの中の荷物探し。日常の「ちょっと暗い」を解決してくれる存在です。
スマホのライトを出すより圧倒的に早いので、気づけば何度もお世話になってます。
AMOLEDとMIP、結局どっちが正解なのか
ここが一番の悩みどころです。ディスプレイの方式が2種類あって、選び方で使用感がガラッと変わります。
ガーミン fenix 8 AMOLED はこんな人におすすめ
スマホみたいな鮮やかで美しい画面を求めるなら、絶対にAMOLEDです。地図の精細さは段違いで、普段の腕時計としての見映えもこちらのほうが上。
バッテリー持ちは51mmモデルで約29日。十分すぎるスタミナですが、それでも「もっと長く」と思う人には次が向いています。
ガーミン fenix 8 MIP はこんな人におすすめ
太陽光の下でむしろ見やすくなるメモリインピクセルディスプレイに、ソーラー充電を組み合わせた最強タフネス仕様。51mmなら充電いらずでほぼ無限に動き続けると聞くと、なんだかロマンを感じませんか。
長期縦走やウルトラマラソンに挑戦する本気のアウトドアユーザーは、迷わずMIPを選んでください。
47mmと51mm、サイズ選びの決定的な基準
ガーミンあるあるですが、「でかい」んですよ、これが。実際に店頭で試着せずに買うと、けっこうな確率で後悔します。
47mmを選ぶべき人
手首周りが17cm以下の方は、素直に47mmにしておいたほうが無難です。スーツの袖にも収まりやすいし、睡眠中も邪魔になりません。見た目のバランスを重視するなら断然こちら。
51mmを選ぶべき人
バッテリー命!という方と、手首に存在感が欲しい方。数字以上に実物は大きく感じるので、「カッコいい」だけで選ぶと痛い目を見ます。僕は手首18cmですが、51mmは正直ギリギリでした。
ガーミン fenix 8のおすすめモデル3選
ここからは具体的に、どのモデルが誰に向いているのか紹介していきます。
プレミアム志向なら「fenix 8 AMOLED チタン」
チタンベゼルとサファイアガラスを採用した高級仕様。軽くて傷がつきにくく、ビジネスシーンでも浮かない質感の高さが魅力です。値段は張りますが、毎日身につけるものだからこそ、質感にこだわりたい人におすすめします。
コスパ重視なら「fenix 8 AMOLED 47mm ステンレス」
最新機能を一通り体験したいなら、まずはここから入るのが賢い選択です。チタンモデルより数万円安く、機能面での差はほとんどありません。ステンレスの重厚感も決して悪くないですよ。
ガチ勢はこれ一択「fenix 8 MIP 51mm チタン ソーラー」
文字通り頂点です。充電のストレスから完全に解放されて、ひたすら自分のパフォーマンスだけに集中したいアスリートのために存在しています。価格は20万円超えですが、一生ものの相棒を探しているなら投資する価値はあります。
「fenix 7」や「Epix」ユーザーは買い替えるべきか
正直なところを言いますね。
fenix 7 Proユーザーは、通話機能とダイビングに魅力を感じなければスルーでOKです。7でも十分すぎるほど高性能なので、無理に買い替える必要はありません。
一方でEpixユーザーは、買い替えを真剣に検討していいと思います。同じAMOLEDでも画面の明るさが段違いで、なによりUIの快適さが別次元です。操作のストレスがほぼゼロになったことが、長期使用でじわじわ効いてきます。
結局ガーミン fenix 8は「買い」なのか
買いです。特に「これまでガーミンに興味はあったけど、操作が難しそうで手を出せなかった」という人にこそ、このfenix 8は刺さると思います。
直感的な操作性、美しいディスプレイ、そしてガーミンならではの圧倒的な耐久性とGPS精度。アウトドアも日常も、これ1台で全部まかなえるバランスの良さが最大の魅力です。
価格は決して安くありませんが、毎日身につけて、運動して、冒険して、何年も付き合える相棒だと思えば、むしろコスパはいいのかもしれません。
あなたの手首にも、きっと新しい世界を見せてくれると思います。

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