ランニングにも音楽にも使える!Garmin 245 Musicの実力と選び方

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ランニングウォッチって、本当にピンキリですよね。タイムを計るだけのシンプルなものから、今や手首に小型コンピューターを乗せているような多機能モデルまで様々。その中でも、「スマホを持たずに音楽を聴きながら走りたい」というランナーの夢を、手頃な価格で叶えてくれた名機がGarmin 245 Musicです。

もう新品では手に入りにくいモデルですが、中古市場では今もなお「ランニング用として最適解のひとつ」と言われるほどの人気を誇っています。新品の後継機種と何が違うのか、結局「買い」なのかどうか。今日は、このGarmin 245 Musicの実力を包み隠さず、ランニング仲間に話すような気持ちでお伝えしていきますね。

「スマホなしで音楽」が、これほどまでに快適だとは

ランニング中の音楽って、どうしてますか? 腕にスマホを巻いたり、ポケットでガサガサさせたりしていませんか。あの小さなストレスって、10km、20kmと距離が伸びるごとに無視できなくなりますよね。

Garmin 245 Musicの最大の魅力は、GPSランニングウォッチ本体に音楽を保存して、Bluetoothイヤホンだけで再生できること。具体的にはこんなことができます。

  • ストリーミング対応:Spotify、Amazon Music、LINE MUSICなどのプレイリストを、自宅のWi-Fi経由で本体に同期できます。出かける前に「今日はこの気分」で選べるのがいいんです。
  • MP3転送:PCから直接MP3ファイルを転送することも可能。手持ちの音源がある人はこれで十分。最大約500曲も入るので、マンネリ知らずです。
  • 操作のシンプルさ:物理ボタンで操作するから、汗で指が濡れていても、冬にグローブをしていても、直感的に曲送りや音量調整ができます。

ただし、ここは正直に。Bluetoothイヤホンとの「相性問題」がゼロとは言いません。特に発売当初の古いワイヤレスイヤホンだと、体の左側に着けると右耳が途切れやすい、といった口コミも見かけます。最近のイヤホンならほぼ問題ありませんが、もし繋がりにくいと感じたら、腕時計を右手首に巻いてみるという裏技も試してみてください。受信するイヤホン側にウォッチを近づけるだけで、驚くほど安定することがあります。

ランナーが知っておきたい、トレーニング分析の「ちょうどよさ」

音楽機能に目が行きがちですが、これは間違いなく「ランニングウォッチ」です。しかも、その分析能力は今見ても驚くほど本格的。最新のGarmin ForeAthlete 265と比べても、根幹の部分は何ら遜色ありません。

  • GPS精度:GPS、GLONASS、みちびき対応。都心のビル群でも、山の中でも、結構粘って正確にルートを引いてくれます。後継機のような「マルチバンドGPS」ほどの爆発的な正確さではないものの、「今、自分がどれくらいのペースで走っているか」を知るには必要十分すぎる精度です。
  • ランニングダイナミクス:これはマニアックですが、別売りのセンサーを付ければ、自分の接地時間バランスや上下動まで分析できます。つまり、「右足ばかりで着地していないか」「上下の無駄な動きがないか」といったフォーム改善にまで踏み込めるんです。
  • トレーニングステータス:走り終わった後、「今日の練習は有酸素運動に効いたよ」「ちょっとオーバーペース気味だね」と、文字通り“コーチ”のように状態を評価してくれます。この機能で、自分のVO2 Max(最大酸素摂取量)が数字として伸びていくのを見るのが、密かな楽しみになるんですよね。

後継機と比べて「劣る点」と「だから選ぶ理由」

さて、ここが一番気になるポイントですよね。今、ランニングウォッチを買うなら、後継機のGarmin ForeAthlete 255 MusicGarmin ForeAthlete 265が候補に挙がるのは当然です。比較すると、Garmin 245 Musicにはいくつか「できないこと」があります。

  • Garmin Pay非搭載:ウォッチでコンビニ決済、はできません。
  • 手首式ランニングパワー計測:255以降は、センサーなしでパワーを計測できますが、245ではできません。
  • 朝のレポート機能:睡眠や体調をスコア化して朝に表示してくれる機能はありません。

では、なぜ今さら245 Musicなのか。それは「軽さ」と「価格」です。
38.5gという重さは、後継の255(49g)と比べても圧倒的で、着けているのを忘れるレベル。そして何より、状態の良い中古品が2万円前後で手に入るコストパフォーマンスの高さ。GPS+音楽再生で約6時間というバッテリーも、フルマラソンを走るのに十分なスタミナです。

「もっと深くデータを取りたい」「決済機能が欲しい」という方は素直にGarmin ForeAthlete 255 Musicを選ぶべきです。でも、「スマホなしで音楽を聴けて、自分の走力をしっかり分析してくれて、とにかく軽いものがいい」。そんなランナーにとって、Garmin 245 Musicは、最新モデルにはない「道具としての最適解」になり得るんです。

中古で賢く選ぶための3つのチェックポイント

名機だからこそ、中古で手に入れるなら確認すべき点がいくつかあります。ポイントを押さえて、いい相棒を見つけてください。

  • バッテリーの劣化度合い:これが一番大事です。ショップの保証として「フル充電で◯◯時間以上の駆動を確認」と明記されているものを選びましょう。届いたら、最初にGPS+音楽再生をオンにして、実際の減り具合をチェックしてください。購入から年数が経っているので、使い方によってはヘタリがあります。
  • 充電端子とボタンの状態:Garmin独自の充電端子は、汗や汚れが残っていると腐食することがあります。端子部分がきれいか、ボタンがヘタってグラついていないかは、実物写真を必ず確認しましょう。
  • ベルトの状態:純正シリコンベルトは、長く使うと加水分解で切れることがあります。社外品のベルトが安く手に入るので、ベルトが傷んでいるものはその分本体が安ければ狙い目です。交換すれば気分も新たに使えます。

ランニングのモチベーションを上げてくれる相棒を探しているなら、Garmin 245 Musicは今でも間違いなく、その最前線にいる一台です。最新機能の豊富さではなく、「走る」という行為に音楽と必要な分析をストイックに詰め込んだ、そんな名機をぜひ手に取ってみてください。走り終わった後のビールが、もっと美味しくなりますよ。

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