ガーミン165の実機レビュー|ランナー必見!コスパ最強GPSウォッチの実力

ガーミン
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ランニングを始めたばかりの人も、そろそろ本格的なGPSウォッチが欲しいと思っている人も、最初にぶつかる壁って「どのモデルにすればいいの?」という疑問じゃないでしょうか。

特にガーミンはモデル数が多くて、正直迷いますよね。

今回じっくり使ってみたGarmin ForeAthlete 165は、そんな悩みに対する一つの明確な答えだと感じました。最新の綺麗な画面と、トレーニングに本当に必要な機能をギュッと詰め込んで、しかも価格は抑えめ。まさに「コスパ最強」という言葉がしっくりくる一台です。

この記事では、実際にランニングや普段使いで2週間ほど使ってみたリアルな感想をお伝えしていきます。買ってから「思ってたのと違う…」とならないように、良いところも、ちょっと気になったところも正直に話していきますね。

まず結論。ガーミン165はこんな人におすすめ

「とにかく結論を先に知りたい」という人のために、どんな人にこのGarmin ForeAthlete 165がフィットするのか、先にまとめておきます。

こんな人にぴったり

  • これからランニングを本格的に始めたい初心者〜中級者
  • スマートウォッチのような綺麗な画面でモチベーションを上げたい人
  • 265や965はちょっと高すぎるな…と感じている人
  • 24時間つけっぱなしでも邪魔にならない軽さを求める人
  • 睡眠や日常の健康管理もまとめてやりたい人

逆に、こんな人は別のモデルを検討したほうがいいかも

  • スマホなしで音楽を聴きながら走りたい人(165は音楽保存非対応)
  • トライアスロンなどマルチスポーツを本格的にやる人
  • マルチバンドGNSSの超高精度GPSがどうしても必要な人
  • 地図表示やルート案内をがっつり使いたい人

ざっくり言うなら、普段のランニングを中心に、日々の健康管理までスマートにこなしたい人にとって、これ以上ないほどバランスの取れた選択肢です。

開封直後の印象。軽さと画面の美しさに驚く

箱を開けてまず感じたのは「思ってたより小さい」でした。

ケース径は43mm。男性でも女性でも違和感なく着けられる絶妙なサイズ感です。そして何より軽い。本体はわずか39gで、バンドをつけても50gちょっと。手に持った瞬間に「これは24時間つけててもストレスないな」と直感しました。

そしてボタンを押して画面がついた瞬間の「おおっ」という感覚。

Garmin ForeAthlete 165はガーミンのランニングウォッチとして、エントリークラスで初めてAMOLEDディスプレイを採用しました。これが本当に綺麗。スマートフォンの画面を見慣れた目には、従来のMIP液晶よりもずっと自然に映ります。発色が鮮やかで、文字のクッキリ感も段違い。ランニング中にチラッと見たときの視認性も想像以上に良好でした。

画面の美しさって、数値やスペック以上に「使いたくなる気持ち」に直結するんだなと実感しましたね。毎朝起きて手首を見るのがちょっと楽しみになる、そんな魅力があります。

実際に走ってわかったGPS精度と心拍計の実力

ここが一番気になるポイントですよね。

まずGPSについて。上位モデルのように「マルチバンドGNSS」には対応していません。じゃあ精度が悪いのかというと、そんなことは全然なくて。

河川敷の見通しの良いコースでは、スタートして10秒ほどで捕捉完了。走った軌跡を後からアプリで見ても、道路から大きく逸れるようなブレはほとんどありませんでした。高層ビルが立ち並ぶ都心部だと、さすがに稀に数メートル単位のズレが出ることもありましたが、ランニングの距離やペースを把握するという目的にはまったく問題ないレベルです。

「サブ4を目指したい」「自己ベストを更新したい」という市民ランナーにとって、このGPS精度は必要十分。むしろ、これ以上を求めるのはよほどのデータマニアか、オリエンテーリングでもやる人くらいでしょう。

心拍計も進化しています。第4世代の光学式心拍センサーを搭載していて、これが上位機種と同じもの。ランニング中の変動にもしっかり追随してくれて、急にペースを上げたときの心拍数の跳ね上がりもちゃんとグラフに反映されていました。

ただし一点だけ注意があります。手首で計測する光学式の特性上、気温が低くて血流が鈍っている冬場や、手首を強く曲げるような動きをするワークアウトでは、たまに数値が暴れることがあります。「どうしても正確な心拍数を取りたい」という人は、別売りのGarmin HRM-Dual(胸ベルト型心拍計)を併用するのがベスト。ランニングダイナミクス(上下動や接地時間など)を計測したい人も、胸ベルトが必要になるので覚えておいてください。

トレーニング機能はどこまで使える?255や265との違いを本音で語る

「255や265と比べて、機能が削られてるんじゃないの?」という疑問、当然ありますよね。

事実、削られている機能はあります。例えば「トレーニングレディネス」や「HRVステータス」「トレーニングステータス」といった高度なコンディション管理指標。これらは255や265には搭載されていますが、165にはありません。

ただ、ここはちょっと冷静に考えたいところ。これらの指標を実際に活用して、日々のトレーニングに落とし込めているランナーって、どれくらいいるでしょうか。

むしろ165に搭載されている機能だけでも、十分すぎるほど充実しています。ランニング中の心拍数やペース、距離はもちろん、ランニング後のリカバリータイムの提案、睡眠スコア、Body Battery(身体のエネルギーレベル)、血中酸素トラッカー、そして最大酸素摂取量(VO2 Max)の推定まで。これだけあれば、自分の体調と向き合いながら効率よくトレーニングを積み重ねられます。

255や265は「より深くデータ分析したい人」向け。対して165は「日々のランを充実させたい人」向け。そう考えると、機能の差は「劣っている」のではなく「フォーカスが違う」という表現が正しいと感じます。

スマホとつなげばもっと便利。普段使いの実力と通知まわり

ランニング中はもちろん、日常生活での使い勝手も気になるポイントですよね。

スマートフォンとBluetoothで接続しておけば、着信やLINE、メールなどの通知を手首で確認できます。バイブレーションが地味に強くて、ポケットにスマホを入れていても気づきやすいのが地味に嬉しい。

ただし、返信機能はありません。「通知を見るだけ」と割り切って使うのが正解です。Garmin Payには対応しているので、 Suicaを使ったキャッシュレス決済が可能。ランニングの途中でコンビニに寄って飲み物を買う、なんてときにスマホを持たずにサクッと支払えるのは想像以上に快適です。

睡眠計測も優秀で、深い睡眠・浅い睡眠・レム睡眠の割合に加えて、睡眠スコアを朝に確認できます。「昨日は睡眠の質が低かったから、今日は軽めのランにしておこう」というように、自分の体調と相談しながらトレーニングの強度を調整できる。これは怪我の予防にもつながる、とても実用的な機能です。

「音楽が聴けない」問題。その解決策と割り切り方

Garmin ForeAthlete 165の数少ない明確なデメリットのひとつが、音楽保存機能の非搭載です。265や965には内蔵ストレージがあって、Spotifyのプレイリストを同期してスマホなしで音楽を聴けるのですが、165にはそれがありません。

「音楽なしで走るとか無理…」という人は、ここが購入の大きなネックになるかもしれません。

ただ、これにはちゃんと代替案があります。

ひとつは、スマホを携行して走るという選択。最近のランニング用パンツやタイツには、スマホがずり落ちない大きめのポケットがついているものが多く、意外とストレスなく持ち運べます。何より、緊急時の連絡手段や、知らない道でのマップ確認など、安全面での安心感は大きい。

もうひとつは、イヤホン単体で音楽を再生する方法。Shokz OpenRunのような骨伝導イヤホンの一部モデルには、MP3プレーヤー機能が内蔵されているものがあります。あらかじめ音楽ファイルを転送しておけば、腕時計にもスマホにも頼らず、イヤホンだけで音楽を楽しめる。ガーミン165の弱点を見事にカバーしてくれる組み合わせです。

「音楽機能がないからダメ」と切り捨てるのはもったいない。ちょっとした工夫で十分に快適なランニング環境を作れます。

バッテリーの持ちは?毎日充電が面倒な人へ

公式スペックでは、スマートウォッチモードで約11日間、GPSモードで約19時間。

実際に使ってみた感想としては、大体その数字に近い印象です。常時表示をオンにして、週に3〜4回、1時間程度のランニングをするという使い方で、だいたい5〜6日に一度の充電で済んでいます。

常時表示をオフにすれば、さらにバッテリーは長持ちします。ただ、せっかくのAMOLEDの美しい画面を常時表示で楽しみたいという人も多いはず。そういう使い方でも週1回の充電で十分というのは、Apple Watchなどと比べるとかなり優秀です。

充電端子はガーミン独自の4ピン式。ケーブルは付属しているので、デスクの片隅や枕元に置いておいて、気づいたときにサッと繋ぐ感じで運用できます。

実際に使って感じた3つの微妙ポイント(正直レビュー)

良いところばかりお伝えしてきましたが、忖度なしに「うーん」と思った点もお伝えします。

1. タッチパネルの反応がたまに渋い
ランニング中に汗や雨で画面が濡れていると、タッチ操作を受け付けないことがあります。これはガーミンに限らず多くのスポーツウォッチに言えることですが、ボタン操作を覚えるまでは少し戸惑うかもしれません。幸い、165は5つの物理ボタンでほとんどすべての操作が完結するので、慣れてしまえば問題なしです。

2. 初期設定のハードルがやや高い
こればかりはガーミン全体に言えること。Garmin Connectアプリとの連携や、表示項目のカスタマイズなど、最初の設定に少し手間取ります。説明書をじっくり読むのが苦手な人は、YouTubeの設定解説動画を見ながらやるとスムーズです。

3. サイズが合わない人には小さいかも
43mmケースは多くの人にフィットする絶妙なサイズですが、ガッチリした体型の人や、もともと大きめの時計が好きな人には物足りなく感じるかもしれません。店頭で実機を試着するのが一番安心です。

まとめ:ガーミン165は「ちょうどいい」が詰まったベストバイ

最終的に感じたのは、Garmin ForeAthlete 165は「全部入りの最上位モデルではないけれど、だからこそ多くの人にちょうどいい」というバランス感覚の素晴らしさです。

AMOLEDの美しい画面、必要十分なGPS精度、上位機種と同じ心拍センサー、そして日常生活を豊かにする健康管理機能。余計なものを削ぎ落として、本当に使う機能にフォーカスした結果、この価格でこの体験を届けられるようになった。それってすごく誠実な製品づくりだと思うんです。

初めてのランニングウォッチとしても、55や255からの買い替えとしても、胸を張っておすすめできる一台。

気になっているなら、きっと買って損はありません。ランニングがもっと楽しくなる相棒になってくれますよ。

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