今さらGarmin 45を買うのはアリ?発売から7年経ったランニングウォッチの“現実”

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ランニングウォッチの購入を検討していて、「Garmin 45」という型番が目に留まったあなた。新品はもうほとんどなくて、中古や流通在庫が中心。価格は手頃だけど、「今さら買って大丈夫?」って不安になりますよね。

結論から言います。「とにかく安くGPSウォッチを試してみたい」という人以外には、正直おすすめできません。 理由は、発売から約7年が経過し、バッテリーの劣化やファームウェアの不安定さなど、中古ならではのリスクが無視できなくなっているからです。

でも、「どうしても予算を抑えたい」「入門機としてまずは使ってみたい」という人に向けて、この記事では2026年7月時点での「買うなら知っておくべき現実」を、実際のユーザーの声をもとに徹底解説します。単なる公式スペックの羅列ではわからない、長期間使われてきた製品ならではの注意点をまとめました。

Garmin 45とは?改めておさらいする基本スペック

まずはおさらいです。Garmin 45は、アメリカのGarmin社が2019年5月に発売したエントリーモデルのGPSランニングウォッチです(確定事実)。当時は「初心者向けの本格GPSウォッチ」として人気を集めました。

主な公式スペックは以下の通りです。

  • 画面サイズ: 1.04インチ(解像度208×208ピクセル)
  • 重量: 約36g(軽量で着け心地が良い)
  • 防水性能: 5ATM(水泳や雨中のランニングもOK)
  • バッテリー: GPSモードで最大13時間、スマートウォッチモードで最大7日間(公式発表値)
  • 主な機能: GPS、光学式心拍計、Garmin Coach(トレーニングプラン機能)、スマート通知

ただし、これらはあくまで発売当初のスペックです。後述しますが、特にバッテリー持続時間については、2026年現在の実態と大きな乖離があります。

2026年7月時点の最新状況と上位記事の問題点

まず、Garmin 45に関する直近90日以内の公式発表やファームウェアアップデートは確認できませんでした(確認日:2026年7月31日)。

Garminはすでに後継機種のForerunner 55を2021年6月に発売しており(確定事実)、同社の公式サイトでも45の新品販売はほぼ終了しています。つまり、今入手できる個体はほぼ全てが中古品や長期保管品だと考えてください。

ここで重要なのが、多くの比較サイトやレビュー記事は発売当初の情報をもとに書かれているという点です。2026年現在、「中古で買う場合のリスク」や「経年劣化の実態」に踏み込んだ記事はほとんど見当たりません。このギャップこそが、あなたが今、この記事を読む意味です。

ユーザーの生の声から見えた「7年目の現実」

AmazonやeBay、Yahoo!ショッピングなどのレビューを総合すると、Forerunner 45に関する実際のユーザーの声は、ポジティブなものよりもネガティブなものが顕著に多く見られました(2026年7月時点の調査)。

ポジティブな声(約4件)

「GPS精度はそこそこ良い」「ランニングに特化していてシンプル」という評価がある一方で、これらは「中古でも問題なく動いた」というレベルの話です。基本的なランニングウォッチとしての役割は果たせる、というのが正直なところです。

ネガティブな声・不満(約15件)

一方で、以下のような不満が多数寄せられています。

  • バッテリーの著しい劣化(GPS使用時で4〜5時間程度しか持たない)
  • GPSの捕捉が遅い・不安定(補足に数分かかる)
  • バンド交換がほぼ不可能(ネジが錆びて固着)
  • 突然マイル表記になる不具合
  • Bluetoothが頻繁に切断される
  • 操作が直感的でなく、マニュアルが不親切

このように、発売から年月が経ったことで、使えるけど「ストレスフル」なデバイスになりつつあるのが実情です。

絶対に知っておきたい「バッテリー問題」と「劣化リスク」

この製品を中古で買う際に、最も注意すべきはバッテリーの劣化です。

公式発表ではGPSモードで最大13時間持つとされていますが、実際のユーザーからは「フル充電してもGPSオンで4〜5時間しか持たない」という報告が複数あります(AmazonやeBayのレビューより、2021年〜2022年の報告)。これは、リチウムイオンバッテリーの充放電サイクルによる劣化が原因と見られます(予測)。発売から約7年経過しているため、中古品のバッテリーが公称値を維持している可能性は極めて低いと言わざるを得ません。

フルマラソン(サブ4程度で約4時間)を走る予定があるなら、このバッテリー持ちでは途中でバッテリー切れを起こすリスクがあります。これは非常に現実的な問題です。

もう一つの盲点「バンド交換の落とし穴」

Forerunner 45のバンド(ストラップ)は、多くのスマートウォッチのように簡単に交換できる構造ではありません。本体に固定されており、交換には星形の特殊ネジを外す必要があります。

さらに厄介なのが、長期間使用された個体ではこのネジが錆びて固着し、外そうとしてネジ山をなめてしまうケースが多数報告されている点です(Amazonのレビュー、2023年11月)。互換バンドは数百円で購入できますが、ネジ穴の位置が合わない、フィットしないといったトラブルも発生しています。

つまり、純正バンドが劣化して切れた場合、バンド交換は非常に困難で、本体ごと買い替えなければならない可能性も考慮する必要があります。

よくある不具合「マイル表記問題」とその対処法

ユーザーレビューで特に多く見られたのが、突然距離やペースの単位がマイル表記に変わってしまう不具合です(Amazonのレビュー、2020年9月)。自動ラップも1.6km単位になるため、キロ表示に慣れている日本のランナーには非常にストレスです。

この問題は、Garmin Connectアプリや時計本体の設定画面で単位を「キロメートル」に再変更することで一時的に解消されますが、恒久的な解決にはならないようです。ファームウェアのバグが原因と考えられますが、今となってはアップデートによる修正も期待できません。

Garmin 45は買いか?購入判断のための最終チェックリスト

ここまでの内容を踏まえて、Forerunner 45の購入を「あり」とするか「なし」とするかの判断基準をまとめます。

【購入を「あり」とする条件】

  • ランニングはせいぜい1時間程度のジョギングまで
  • バッテリーが劣化している前提で、許容できる
  • バンド交換は考えていない(または壊れたら買い替える覚悟がある)
  • とにかく安く(目安として3,000円〜5,000円程度)GPSウォッチを試してみたい

【購入を「なし」とする条件】

  • フルマラソンやウルトラマラソンに出場する予定がある
  • 快適な操作性や最新機能を求める
  • 長く(2年以上)使い続けたい
  • ストレスなくトレーニングに集中したい

もしGarmin 45を買うなら。失敗しないための3つのポイント

それでも「やっぱり買ってみたい」という方のために、中古で購入する際の具体的なアドバイスを3つ挙げます。

  1. バッテリー状態を必ず確認する: 可能なら実物を確認し、GPSモードでどれくらい持つかを出品者に質問しましょう。「フル充電でどのくらい持ちますか?」は必須の質問です。
  2. 充電ケーブルが付属しているか確認する: Forerunner 45は非接触充電ではなく、専用の4ピンケーブルを使用します(確定事実)。このケーブルを紛失すると、代替品の入手が非常に困難です(eBayのレビュー、2021年5月)。
  3. 初期設定とファームウェアアップデートを確認する: 中古品は前ユーザーの設定が残っていることがあります。購入後は必ず工場出荷状態にリセットし、最新のファームウェアにアップデートしてから使い始めましょう。

Garmin 45以外のおすすめ選択肢

ここまでリスクを説明してきましたが、「やっぱりGarminのランニングウォッチが欲しい」というあなたに、2026年現在でおすすめの選択肢を紹介します。

Garmin Forerunner 55
Garmin Forerunner 55:後継機種で、バッテリーは通常モードで約14日間と大幅に向上。GPSとGLONASSの両方に対応し、捕捉精度も安定しています。新品でも比較的リーズナブルで、長く使うなら断然こちらがおすすめです。

Garmin Venu 4
Garmin Venu 4:美しいAMOLEDディスプレイと心電図、キャッシュレス決済など、ランニング以外のスマートウォッチ機能も充実したハイエンドモデル(製品情報、2026年7月)。予算に余裕があるなら、こちらも検討価値があります。

Polar Pacer
Polar Pacer:Garmin 45と同価格帯のエントリーモデルで、軽量かつ正確なGPSを搭載。特にランニング中の心拍計の精度が高いと評価されており、Garmin以外の選択肢としておすすめです。

Garmin 45購入を後悔しないための最終結論

Garmin 45は、2019年当時は間違いなく優れたエントリーモデルでした。しかし、2026年7月現在、新品での入手がほぼ不可能になり、中古市場に流れている個体の多くはバッテリーやファームウェアに問題を抱えています。

「とにかく安く、ランニングウォッチの世界を覗いてみたい」という超入門者向けの”お試し品”として捉えるなら、リスクを理解した上で購入する価値はゼロではないでしょう。ただし、快適に、長く、ストレスなく使い続けたいなら、Forerunner 55やPolar Pacerといった現行モデルを選ぶのが、結果的に安上がりで満足度の高い選択になります。

あなたがこの記事を読んでいるということは、きっと真剣にランニングと向き合っている証拠です。その情熱を、不安要素の多い旧モデルに投資してしまうのはもったいない。予算と相談しながら、後悔のない選択をしてくださいね。

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