2026年2月をもって、ソニー公式のスマートウォッチ「wena 3」のサービスが完全に終了しました。でも、ちょっと待ってください。「ソニーのスマートウォッチ」を調べているあなたに、今一番知ってほしいのは、このブランドが「wena X」として生まれ変わっているということです。この記事では、ソニーから独立した「wena」シリーズの現在地と、旧モデルユーザーが今どうすればいいのか、そして新モデル「wena X」がどれだけ進化したのかを、最新の公式情報をもとにまとめました。
ソニーのスマートウォッチは今、どうなっているのか?
「スマートウォッチ sony」で検索すると、まだ「wena 3」を現行品のように紹介しているサイトが多くあります。でも、それはもう過去の話です。2026年2月28日をもって、ソニーマーケティング株式会社が提供していた「wena 3」の全サービスは終了しています(ソニー公式サポートページより)。アプリの再インストールはもちろん、修理の受付も行われていません。
じゃあ、「wena」というブランドは消えてしまったのかというと、そうではありません。このシリーズはもともとソニー社内の新規事業としてスタートしたもので、その発案者である對馬哲平氏が起業したaugment AI株式会社が、商標や特許、開発チームごと承継したんです。つまり、ブランドとしては生き続けていて、さらにパワーアップした形で新たな一歩を踏み出しています。
旧モデル「wena 3」ユーザーが今すべきこと
もしあなたが今「wena 3」を使っているなら、まずは現状をしっかり把握しておく必要があります。サポートが終了したことで、アプリの連携ができなくなったり、SuicaやiDといった決済機能が使えなくなったりしています。公式サイトでも「バージョンアップやアップデートは行われない」と明記されているので、セキュリティ面も含めて、メインの端末として使い続けるのは少しリスクが伴います。
とはいえ、時計としての精度はそのままですし、バンド部分にスマート機能を内蔵するというユニークなコンセプトは今でも色褪せていません。ただし、バッテリーが劣化してきた場合は、修理ができない点だけは覚悟しておいてください。どうしても「wena」の使い心地が好きだという方は、次に紹介する新モデルへの移行を検討するタイミングかもしれません。
新生「wena X」の登場と驚異のクラウドファンディング記録
2026年3月20日、augment AIから次世代モデル「wena X(ウェナ クロス)」が発表されました。このモデルは、GREEN FUNDINGでクラウドファンディングを開始したんですが、開始からたったの40分で支援金額が1億円を突破。さらに、2026年6月15日時点で支援総額は5億円に達しています(Impress Watch調べ)。これはGREEN FUNDING史上でも3件目という快挙で、どれだけファンから待望されていたかがわかりますよね。
では、この「wena X」、具体的に何が進化したのか。旧モデルと比較しながら見ていきましょう。
「wena X」はここがすごい!旧モデルからの進化ポイント
「wena X」最大の進化は、なんといってもディスプレイのカラー化です。旧モデル「wena 3」がモノクロの有機ELだったのに対し、wena XではカラーAMOLEDを搭載。しかも、ただのカラー化じゃなくて、表示領域が約1.7倍に広がっているんです。これで通知も見やすくなりましたし、時計の文字盤としての表現力も格段に上がっています。
心拍センサーの精度も大幅に向上していて、旧モデルの約86.8%から、約93.3%まで上がっています(augment AI公式サイトより)。これは受光素子を3つ搭載し、受光面積を3倍にした効果ですね。「睡眠ログの精度が今一つ」という声が旧モデルでありましたが、この新型ではそういった不満も解消されていると見られます。
さらに、外装にもこだわりが見られます。サージカルスチール(SUS316L)を採用し、DLC(Diamond Like Carbon)コーティングを施すことで、従来のIP(Ion Plating)と比べて硬度が5倍以上になったんです。傷がつきにくくなっているので、長く愛用したい人には嬉しいポイントですね。
「wena 3」と「wena X」を徹底比較
ここで、公式情報をもとに両モデルの違いを一覧にしてみました。
| 項目 | wena 3(旧モデル、ソニー販売) | wena X(新モデル、augment AI販売) |
|---|---|---|
| 販売・サポート体制 | ソニー(サポート終了済み) | augment AI(現行モデル) |
| ディスプレイ | モノクロ16階調有機EL(従来比5倍の大画面) | カラーAMOLED(ワイド型カーブ、表示領域約1.7倍) |
| 心拍センサー精度 | 約86.8% | 約93.3%(受光素子3倍化) |
| バッテリー駆動時間 | 約1週間 | 約1週間(超省電力OSによる) |
| 対応OS | iOS、Android | iOS、Android(Appleヘルスケア/Googleヘルスコネクト対応) |
| 決済機能 | Suica、iD、QUICPay対応(2026年3月以降利用不可) | NFC決済(国際ブランド)対応に向けて開発中 |
| 本体素材 | 不明 | サージカルスチール(SUS316L)、DLCコーティング |
| 入手方法 | 販売終了 | クラウドファンディング(GREEN FUNDING) |
バッテリーの駆動時間はどちらも約1週間と変わらず、スマートウォッチとしての基本性能はしっかり継承されています。ただ、決済機能がまだ開発中という点は注意が必要です。現時点ではSuicaは使えませんが、将来的には国際ブランドのNFC決済に対応する予定とのことなので、今後のアップデートに期待がかかります。
ユーザーの声から見る「wena」シリーズのリアルな評価
実際のユーザーからは、「アナログ時計のデザインを保ちながらスマート機能が使える点が画期的」というポジティブな声がある一方で、「複数台のwenaを使い回す際にスマートフォンの接続切り替えが手間(初期化が必要)」といった実用面での指摘もありました(テックスタッフブログ 2026年7月時点の口コミを要約)。また、「ライフログ(ストレス値や回復度)の可視化が面白い」という評価も見られました。
これらは旧モデル「wena 3」のレビューですが、新モデル「wena X」ではセンサー精度が向上しているため、ストレス値や睡眠の測定精度も改善されていると推測されます。とはいえ、複数台持ちの際のペアリングの手間については、公式から改善アナウンスはまだないので、気になる人は今後の情報に注目しておいたほうが良さそうです。
「スマートウォッチ sony」をこれから買いたい人のための結論
ここまで読んで、そろそろ結論が欲しいですよね。正直に言うと、2026年7月現在、SONYブランドのスマートウォッチは新品では買えません。 旧モデルの「wena 3」はサポートが終了し、販売も終了しています。中古市場で手に入れることは可能かもしれませんが、アプリが使えない、修理ができないという大きなデメリットがあるので、あまりおすすめはできません。
でも、安心してください。「wena」というコンセプトは、今、augment AIという新しい会社で「wena X」として息を吹き返しています。アナログ時計の良さを残しつつ、現代的なスマート機能をバンドに凝縮するという独自のポジションは、他のスマートウォッチにはない魅力です。
もしあなたが「アナログ時計のデザインは譲れないけど、通知や健康管理もしたい」という人なら、この「wena X」は非常に有力な選択肢になるでしょう。今はまだクラウドファンディングでの入手がメインですが、今後の一般販売にも期待が持てます。
スマートウォッチ選びで迷ったら「wena X」をチェック
というわけで、ソニーから生まれたスマートウォッチシリーズは、形を変えて今も進化を続けています。現時点で確実に手に入れられるのは、以下のモデルです。
wena X
次世代型として開発中のモデルで、カラーAMOLEDや高精度センサーを搭載。アナログ時計との組み合わせを楽しみたい人に最適です。現時点ではクラウドファンディングでの入手が中心ですが、製品としての完成度は非常に高いです。
wena 3
サポートは終了していますが、中古市場では手に入る可能性があります。どうしてもソニーブランドにこだわりたい人や、コレクションとして欲しい人向けです。ただし、アプリや決済機能は使えないことを前提に検討してください。
もちろん、Androidスマートフォン「Xperia」との連携も従来通り見込まれています。公式の対応OSリストにもAndroidが含まれているので、Xperiaユーザーはもちろん、他社Androidユーザーでも問題なく使えるでしょう。
「スマートウォッチ sony」で検索したあなたが、もし旧モデルユーザーなら、このタイミングで「wena X」への乗り換えを考えてみてはいかがでしょうか。サポートが終了したからこそ、新しい技術とともに、また一歩前進するチャンスです。今後のNFC決済対応などのアップデートにも、ぜひ注目しておいてくださいね。

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